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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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お勉強タイム

正午のリビングは静寂に包まれ、僅かな筆記音が聞こえる。

さおりは時折ペンを止めて隣に座るソヨヒトを見つめて心をトキメかせている。


さおり

(やっぱり集中してるソヨヒトってかっこいいなぁ〜)


さおりはソヨヒトの好きなところをあげろと言われれば、いくらでもあげられると自負している。その中でも特に集中してるソヨヒトの横顔がたまらなく好きで、先ほどからついついチラ見をしてしまう。


ソヨヒトは久々の一人の時間を過ごしている。

一人の時間と言っても、隣でさおりが勉強をしているが、あくまでも一緒にいるだけ居るだけ、さおりの為に時間を使う必要のない日、つまりソヨヒトDAYと呼ばれている日だ。

ちなみにシルはバイトで夜まで帰らない、

ソヨヒトにとっては貴重な一日となる。

そんなわけで最近疎かになっている受験勉強に精を出していた。


ソヨヒト

「ふぅ〜よし!!順調順調!!ひと休憩だな!さおりお茶入れるけど飲むか?」


さおり

「ありがとう貰うわ!!でも、自分で言っといてなんだけど、わたしが隣で勉強していていいの?邪魔にならない?」


ソヨヒト

「別に俺の勉強の妨害をしなければ邪魔にはならないよ!!まぁ〜チラチラこっちを見ることも、そんなに気にもならないし〜!!それよりもコーヒー?紅茶?」


さおり

「ソヨヒト、、、好き!!大好き!!」


ずっとトキメイいていたさおりの思いが爆発してソヨヒトを抱きしめる。


ソヨヒト

「はいはい!それでどっち?それとも一緒に淹れるか?」


さおり

「うん!!」


二人でキッチンでお湯沸かしコーヒーを淹れる。


さおり

「ソヨヒトってこだわり派だよね!!」


ソヨヒト

「まぁ〜簡単なのはインスタントだけど、気分転換も含めてアナログで淹れてるからね!!」


さおり

「でも!ソヨヒトのコーヒーはすごく美味しいよね!!」


ソヨヒトは少し照れながら、


ソヨヒト

「はい!どうぞ!!さおり!!」


と、言いながらコーヒーを差し出す。


二人はキッチンのテーブルに座りながらコーヒーを嗜む。


ソヨヒト

「さて!もう少し頑張りますか!!」


そう言いながら、リビングに戻り勉強の続きをする。


さおり

(本当なら夕飯も一緒に過ごしたいけど、明日の用事を考えるとなぁ〜)


さおりはそう思いながら二人だけの時間を楽しんでいた。


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