お風呂会議
ソヨヒトがシラカワ先輩を送っている時二人は、、、
さおりは湯に浸かりながら、体を洗っているシルを見る。
さおりの身長が160㎝、体重は47キロ、バストはEカップと、一般的にスタイルかなりいいほうだ。
けれどシル身長はさおりよりも少し大きいので、おそらく162㎝、体重はほぼ同じ?ぐらいでも、バストはFカップと現在成長中とのこと、、、。
さおり
「ほんと腹立つ体型よね〜!!」
少し遅れてシルが言葉を返す
シル
「、、、なにが?」
シルは体を流して湯船に入る。
広い湯船は二人で入っても全然余裕、むしろ3人でも余裕がある。
さおり
「あんなにバカ喰いしてなんでそんなに体型が良いのよ?」
シルはしばし考えながら、自身の胸に手を当てて、
シル
「さおね〜と違って栄養がここに?」
さおり
「ムカ!!あんた大体エルフなんでしょ!!
おかしいわよ!!いい!!エルフは小柄、ペチャパイ、肉食べないが相場よ!!」
シルはしばし考えて笑う
シル
「それソヨヒトも同じこと言ってた!あと、異世界系の漫画も?」
さおり
「ソヨヒトが同じ事を、、、あいつ絶対胸見ながら言ってるわね!!」
そういいながら、さおりは自分の胸に手を当てる。
シル
「ふふ!!ほんとそれね!面白いよね!本人バレてないと思ってるところが、、、」
さおり
「ほんとあいつクズだよ!!今日だってシラカワ先輩の圧に押されて、、、でも〜
さっきはかっこよかった〜
くぅ〜ムカつく!!」
そう言ってさおりは口まで湯船に浸かり、カニみたいにブクブクさせる。
シル
「ね!いつも言ってるでしょ!!ソヨヒトは恋人に優しいの!!だから、さおね〜がおねだりしたら、ちゃんとシラカワ先輩に説明してさおね〜のとこに行ったでしょ?」
さおり
「来てくれてすごく嬉しかった!!
もしあの時二人っきりだったら、、、
でも!一番得してるのはあなたじゃない!!私も言われたいわよ!!行くぞって!!」
シル
「行くぞって言われてないよ!行こうだよ!!」
さおり
「言葉の言い方じゃないわよ!!あなたはソヨヒトの隣に座るのが確定してるってことよ!!」
シルはドヤ顔で、、、
シル
「ふっふ!!第一妻としての役得です!!」
さおり
「第一妻って、、、やっぱりシルちゃんはソヨヒトと結婚も考えてるの?」
シルはアレ?って顔で、
シル
「さおねーは結婚しないの?」
さおり
「わからない、、、正直、こんな関係はこの世界では認められないし、、、」
シル
「まぁ〜そういう事ならソヨヒトのことは任せてね!!そもそもエルフの世界に交際って概念がないから、実質的に私とソヨヒトの関係は結婚と同義なんだよね♪」
さおり
「それはあんたの世界観でしょ!!こっちの世界観で考えなさい!!」
シルは広い浴槽で手足を伸ばして伸びを一つ
シル
「ムリ〜絶対離さないも〜ん!!」
さおりも同じく伸びを一つして
さおり
「まぁ〜負けないけどね!!でも、ソヨヒトってシラカワ先輩のことどう思ってるのかな?」
シル
「どうなんだろうね〜今のところさおね〜の時のような、好意を感じないけど、、、」
さおり
「そうなの?」
シル
「今だから言うけど、、、さおね〜の時は内心結構危うい展開だったよ、、、あのまま行けば結局二人とも振られてたね!!」
さおり
「、、、ふふ!なんか気分いいわね!!
私は逆にシルちゃんに勝てないと思っていたから、、、。」
シル
「ほんと早い段階で、強引に恋人になって正解だったよ!!それでもさおね〜を認めるまで、譲歩しなければいけなかったし、、、。」
さおり
「シルちゃんには感謝してるわよ!!
でも、シラカワ先輩を拒むことは私には出来ないのよね〜なんか境遇が同じだから〜」
シル
「あ〜あ!ドロボウネコってことで?」
さおり
「言い方!!まぁ〜否定はしないけど、、、」
シル
「私のいた世界では、力のある人は妾をたくさん作るのが普通だったんだ、、、私だって妾にされそうになったし〜」
さおり
「なに!!その話聞かせて〜!!」
こうして二人は長湯をしてノボせるのだった。