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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
234/537

恋人には、、、

夕食後、シラカワ先輩が食器洗いを勝手出てくれた。それを聞いたさおりもシラカワ先輩と一緒に洗ってくれている。

俺はソファーでくつろいでいて良いとのことなので遠慮なくサボる。

けれど、、、


ソヨヒト

「シルさんや?お二人は後片付けしてますね、」


俺の隣で腕に抱きついて一緒にテレビを観るシルに尋ねる。


シル

「そうだな!えらいね!」


ソヨヒト

「、、、、いや〜手伝ってこいよ、、、」


俺がそう言うとすごい渋い顔で、、、


シル

「えっ!やだよ〜」


シルのいつもの甘え口調で拒む、おいおいシルさんや!!


ソヨヒト

「シ〜ル〜いつまでも甘えて食い専ではいけませんよ!!」


シル

「えっ〜じゃ〜にーさんも一緒にお片付けしようよ!!」


ソヨヒト

「俺は2人に許可を貰ってサボっているのです!!」


俺は得意のドヤ顔で言う!!けれど、シルはため息をついて、、、


シル

「はぁ〜もう〜わかってないなぁ〜

いい!!ソヨヒト!!」


突然シルの甘え口調が変わった。


シル

「今の私はソヨヒトの隣を死守することが、第一妻としての責務なのです!!いいですか?ここで私が手伝いに行く!すると誰かがサボる!

特に要注意人物はシラカワ先輩です。

さおねーは、義理堅い人なので、そう言う行いは少ないでしょ!!けれどシラカワ先輩は違います!!お分かりですか?」


ソヨヒト

「まぁ〜一理あるな、、、?」


ソヨヒト

(なんだよ第一妻ってそんなポジションいつ出できた、、、。

まさかシルに言いくめられるとは、、、

えい!シルのくせに生意気だ!!)


シル

「だからおいおいとソヨヒトの隣を離れるわけにはいかないのです!!どうしてもわたしに手伝いをさせたいのなら、ソヨヒトも一緒にお手伝いになりますよ!!」


ソヨヒト

(こいつ〜理にかなってない事を、いかにも理にかなったように言いやがって、、、)


ソヨヒト

「じゃ〜俺も手伝いに行くよ!行くぞ!シル!!」


シル

「は〜い!!」


ソヨヒト

(おや?サボりたいからの言い訳でもないのか、、、)


そんな風に思っていると、


さおり

「何を手伝ってくれって、、、もう〜終わったわよ!!」


そう言ってさおりが俺の隣に座る。

シラカワ先輩は隣のソファーに座り、寂しそうにこっちを見ていた。


シラカワ先輩

「そうだ!みなさんお茶でも飲みませんか?」


シル

「いいね!わたし緑茶が飲みたい!!」


さおり

「夕飯が和食だったからいいかもね!!」


シラカワ先輩

「じゃ〜私がお茶を淹れてきますね!!

あっ、、、でもお茶の場所が、、、」


ソヨヒト

「それなら手伝いますよ!!」


シル×さおり

「なっ!」


シラカワ先輩

「ありがとうございます!!助かりますわ!!」


ソヨヒト

「じゃ〜行きましょう!!」


そう言って立ち上がると、なぜか隣に座っていたシルとさおりが睨んでいた、、、。


キッチンの戸棚を開けて緑茶を出す。

シラカワ先輩はお湯を沸かしてくれている。


シラカワ先輩

「そういえばソヨヒト君はお料理が上手ですけど、ご趣味なのですか?」


ソヨヒト

「いえいえ、父親の教育方針ですかね、、、男たるもの家事全般をこなすべ!!、、、なんか変わってますよね!!まぁ〜家事は嫌いじゃないので、、、特に料理は好きですね!!」


シラカワ先輩

「ふふ!!一昔前の方は、男子厨房に入るべからず!!なんですけどね!お父様はかなり先進的な方なのですね!!」


ソヨヒト

「ふふ!色んな属性が混じっている変わりものです!!」


そんな変哲もない雑談をして緑茶を淹れる準備をしてテーブルに戻る。

シルとさおりが座るソファーでシラカワ先輩がお茶を淹れている。


ソヨヒト

「元の場所は座れないな、、、」


ソヨヒトは隣のソファーに座る。

するとそれを見たシルが素早くお茶を持って隣に座る。出遅れたさおりも隣に座ろうと立つとすでにシラカワ先輩が隣に座っていた、、、なに?椅子取りゲームしてるの?


さおり

「ちょっと!ソヨヒトなんでそっち座ってるのよ!!」


さおりがプンスカだ、、、なんかかわいいな!!


ソヨヒト

「ほら!お茶入れてるのに邪魔になっただろ?

だから」


さおり

「ならもう邪魔にならないでしょ、、、だからこっち来てよ、、、」


寂しそうに言われた、、、まぁしょうがないか、、、どうせシルはついてくるだろうし、、、


ソヨヒト

「シラカワ先輩すいませんが俺向こう行きますね、じゃ行こうかシル!!」



シラカワ先輩は何か言いかけたかと、にっこりと微笑んで頷いた。


その後、4人で楽しくお茶を飲みながら雑談をした。


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