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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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スキヤキ!!

放課後にシルに勉強を教えていた図書館に

3人が集まる。


シル

「ほら!さおね〜!!全部平均点超えたよ!!」


さおり

「すごいねシルちゃん!!すごい頑張ってたもんね!!」


シルは満面の笑みでさおりに抱きつく。


シル

「さおね〜のおかげだよ!!あとついでに、にーさんもありがとう!!」


そう言って俺にウインクをする!小憎らしいことを言う可愛いやつだ!!


テスト期間も終わり、夏休み前に答案用紙が返ってきた。流石に順位を張り出されるベスト50位には遠く及ばないけど、こちらに来てからわずか半年でここまでとは、、、普段は大食漢の残念エルフだけど、やればすごい子?

ひょっとして俺より地頭は良いのではないのだろうか、、、。



ソヨヒト

「本当によくがんばったね!今日はお祝いしよ!!さおりも今日は大丈夫かい?」


さおり

「うん!安心して!お泊まりの用意もしてあるわ!!あと、夏休みもちょくちょくお泊まりに来るからね!!」


ソヨヒト

「、、、、はは、、、」


シル

「うんうん!でもドロボウネコはいらないからね!!」


さおり

「こいつ〜!!」


そう言って二人でキャッキャッしている。


しばし美女二人の戯れを眺める、、、実にいい光景だ!!


ソヨヒト

(さて、、、今日の晩餐は何が良いかな?シルはお肉が好きだけど、、、そうだ!!)


ソヨヒト

「今日の夕飯は鶏豚すき焼きなんてどうだ?」


シル

「わぁ〜それ大好き!!」


ソヨヒト

(、、、あれ?なんでシルが知ってるの?)


さおり

「鶏豚すき焼き?牛じゃないの?」


さおりのその一言でドヤ顔で語ろうとした時


シル

「チッチチ!!すき焼きは確かに牛肉がセオリー!!しかも、サシの入ったロース確かにあれはうまい!!けれど、それとは全く別のベクトルで考えると、鶏肉のもも肉のプリプリ感!!そして豚バラ肉の脂の甘み、、、くぅ〜実に美味しい〜!!その二つを同時に楽しめる一品なんですぞ!!」


シルは俺がしたかったドヤ顔で、俺が言いたかったことを全て言われてしまった、、、

それにしても、、、


さおり

「、、、へぇ〜そうなんだ!!なんか楽しみだね!!」


さおりもシルの語りに圧倒された様だ、、、


ソヨヒト

「まぁ〜言いたいことは全てシルが代弁してくれた!ありがとうシル!!」


シルはニカッと微笑む、、、かわいい!!


ソヨヒト

「それにしても、シルはよく知ってたね!

確かシル達が家に来てから食卓に出たことなかったと思ったけど、、、?」


シル

「ふふ!実はね!こっちに来てからこの家で、お義父さんが作ってくれたの!!さっきの話をしながら!!わたしあんなに美味しいお肉初めて食べて感動したんだ!!」


ソヨヒト

(シルよ、、、せっかくの可愛い顔の口元からヨダレが、、、ほんと残念エルフだな、、、)


シル

「そういえば二人のテスト結果って、やっぱり1位と2位なの?」


さおり

「そうだけど、、、1位と2位の間に圧倒的な差があるのよ、、、ソヨヒトは5教科満点、わたしは489点だったの、、、ほんとすごいよね〜」


シルは目を目を丸くして


シル

「にーさんって本当凄いんだね、、それで志望の大学って行けそうなの?」


ソヨヒト

「う〜んそうだね〜まだ模試を受けたこと無いけど、、、どうにかなるんじゃないかな?」


さおり

「確かソヨヒトは理科一類受けるんだよね、、、一応わたしも志望してるんだけど、、、ゴールデンウィークの模試の判定が絶望的で、、、でも!頑張るわ!!」


さおりは少し落ち込んだ様子になったが、直ぐに立ち直った強い人だ、、、。


ソヨヒト

「それじゃ〜今から一緒に買い出しに行くかい?」


シル×さおり

「うん!行こう!」


こうして家の近所のスーパーに向かった。


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