表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
227/537

冷たい二人①

長いバイトの一日が終わった、、、いつものように3人で帰る。


シル

「あ〜今日も大変だったよ〜お腹空いちゃった!!」


さおり

「本当に大変だったね!まさかの順番待ちの行列を見た時は、さすがに引いたわ〜本当にシルちゃんはすごい人気だね!!」


ソヨヒト

「いやいや、さおりも人気あるだろ〜正直、二人とシフトが重なるの嫌なんだよ〜すげ〜忙しいから、、、見せてやりたいよ、二人のいない日のバイトを、、、」


シル

「じゃ〜今度、にーさんのバイトの日にさおね〜と夕飯食べに行くね!!」


さおり

「それ良いね!ついでにシルちゃんに、お勉強教えてあげよう!!」


ソヨヒト

「ひ〜やめて〜絶対に忙しくなる〜!!」


シル×さおり

「ふふっ!!」


そんな話をしながら歩いていると、


シル

「にーさん今日の夕飯どうする?」


ソヨヒト

「あ〜そうだな〜ごめん今日はクタクタだから、外食か惣菜で勘弁してくれ〜」


それを聞いたさおりが笑顔で、


さおり

「なら一緒にご飯食べに行きましょ!!」


ソヨヒト

「そうだな俺としては、惣菜もだるいからそっちの方が助かる、、、シルそれで良いか?」


シル

「私は構わないけど、、、何食べる?」


どうやらシルはご飯のことでいっぱいのようだ


ソヨヒト

「近くならラーメン、ファーストフード、ファミレスだけど、、、」


さおり

「わたしファミレス良いな!!」


シル

「え〜わたしラーメンが良いな!!」


さおり

「ほら!ファミレスにもラーメンあるじゃない!!それにゆっくり出来ないでしょう?」


なるほど、、、ご飯を食べてゆっくりとおしゃべりがしたいのか!確かにラーメンなら食べて終わりだしな、、、


ソヨヒト

「シル!俺もファミレスがいいんだよな!とくに食べたいってのが無いから写真見てきめたいんだよ!!いいかな?」


シル頬を膨らませながら  


シル

「ブー!!しょうがないな!!じゃ〜にーさんのはわたしが選んであげるよ〜」


ソヨヒト

「、、、、ありがと、、、。」



こうして本日2回目のファミレスに入り席に着く。

シルは席につく早々にタッチパネルでメニューを選ぶ、さおりはメニュー表を見ながらシルに


さおり

「ほら!シルちゃんはこれ美味しそうじゃない?」


そう言われ、シルはさおりのメニュー表を覗く、、、



シル

「本当だ〜くぅ〜それいいなぁ〜でも、、、ミックスグリル、、、ハンバーグセットも捨てがたい、、、よし!決めた!!わたしはそのビーフシチューハンバーグにするね!にーさんミックスグリルね!!」


やはり、俺に選択権は無いようだ、、、そもそもメニューを見ることも、許されないのだろ、、、。


さおり

「、、、あんた〜せめてソヨヒトに選択ぐらいはさせあげないの?」


シルは口を尖らせながら、、、


シル

「これはにーさんとの契約なの!!女性関係にだらしないにーさんを許す為の行為です!!」


ソヨヒト

(あれ?そんな契約したっけ?俺の記憶でわ、恋人になった日に、俺からのいくつかの提案を呑ませる代わりに、食糧の提供だったような、、、)


ソヨヒト

「そうだ!!二人に話さないといけないことがあります。」


そう言うと、二人はなんとなく察したのか、、、


さおり

「シルちゃん!ちゃんとソヨヒトの分わたしにもよこしなさいよ!!」


シル

「ね!だから甘やかしちゃいけないんだよ!!」


そう言ってシルはタッチパネル操作して、さおりに渡す。あからさまに不機嫌な態度のさおりがタッチパネルを操作し、そしてタッチパネルを置く。


さおり

「それで!!今度はなに?」


シル

「ほんとそれ!!」


ソヨヒト

「、、、、」


ソヨヒト

(やべ〜すげ〜怒ってるよ〜どうしよう〜)


俺は覚悟を決めて一呼吸してから


ソヨヒト

「実は今日シラカワ先輩にお会いしまして、、、それで少しの間デートしまして、、、

それで次のデートを要望されまして、、、

テストが終わったらデートをすることになりまして、、、」


シル

「そっ、、、ふ〜ん!!」


さおり

「はぁ〜ほんとこの男は、、、」


ソヨヒト

「まぁ〜正確な日程は今後詰めるのですが、、、」


シル

「まぁ〜 一応ルール上では問題ないけどね、、、」


さおり

「そうね、、、だからと言って気分の良いものじゃないわね、、、あっ!ソヨヒトわたし紅茶、、、」


シル

「私はミルクココア」


ソヨヒト

「はい!ただいま!!」


俺は急ぎドリンクバーに飲み物を取りに行った。


ソヨヒト

「お待たせしました!!おしぼりと紅茶、ココアです!!」


さおり

「、、、ありがと」


シル

「、、、どーも」


二人はドリンクを一口飲んで、、、


シル

「にーさんはシラカワ先輩とどうしたいの?」


さおり

「ほんとそれ!!」


ソヨヒトは考えた、、、そう言えばなんでデートするんだろ?


ソヨヒト

「正直、シラカワ先輩に興味がある?、、、それと生徒会の話をされたよ、、、シルの考えがバレバレだったよ」


さおり

「興味があるって、、、好きなの?」


ソヨヒト

「う〜ん〜そうじゃないんだよな、なんかすごく積極的にアプローチされるから、、、なんか申し訳なくて、、、」


シル

「ほんとにーさんはそういうところあるよね、、、まぁ〜別にいいけど、、、。」


さおり

「、、、、ハァ〜」


う〜ん明らかに雰囲気悪いなぁ〜困った、、、。


続く!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ