朝の出来事
目が覚めると両腕に柔ないものを感じた。
まぁ〜その柔らかいものは皆まで言うまい、、、シルとさおりが俺の腕を抱きしめて寝ているおかげか?息子がおはようしている?目線だけで机の時計をみる、、、デジタル時計は5時前を表示している。
うんまずい、、、これはまずい、、、つまり朝のおはようって事か?どうにかしないと、、、心を無にして息子を落ち着かせる、、、。
ソヨヒト
(ここは宇宙、、、無の宇宙、、、俺は宇宙の旅人、、、なにもない無の世界を、、、)
そう瞑想をしていると、シルの足が俺の足に乗っかり、思わずビクッと体が動いてしまった、、、。
さおり
「うん?おはよ?〜ソヨヒト〜」
ソヨヒト
(やば!さおりが起きた?、、、いや寝てるな〜とりあえず、息子のポジションが悪い、、、動かそうにも両手を押さえられてるから、、、おい!さおり!あまり強く腕に抱きつくな!俺の拳が当たりますよ!オタクの大事な部分に当たりますよ!!)
そんなことに意識が向いていたら、シルが起き上がり伸びを一つして俺の方を見る、、、そして目が合う。
シル
「枕が無い、、、あった、、、」
シルは俺の腕を横に伸ばして腕枕にして再び寝た。すごい嬉しそうな寝顔がとても可愛い!!
さおりは相変わらず俺の腕をがっちりホールドして寝ている、、、先に言っとくけど、拳が当たってるのは決して俺のせいじゃ無い!!
息子も無事に寝たようなので、俺ももう一眠り、、、目を閉じて睡魔に襲われかけた時、気配を感じて目を開ける、、、!目の前にさおりの顔があった、、、。
さおり
「わぁ!ごめん、、、起こすつもりはなかったの、、、そのソヨヒトの寝顔が可愛くて、、、その、、、ソヨヒト、、、ちょっとごめん、、、」
さおりはそう言って、ソヨヒトにキスをした。
そして何もなかった様にさおりはソヨヒトの腕枕で寝た。
ソヨヒト
(なんだ、、、なんだったんだ、、、それとこれはなんだ?)
寝ているはずのシルが、俺の脇腹をつねっている。寝てるよな?寝息もするし、、、。
先ほどのキスと密着して寝るシルの柔らかいもののせいで、寝ていた息子がおっきした。
ソヨヒト
「イヤイヤ無理だって!思春期よ!思春期!
、、、はぁう〜!!おいおい!」
シルが再び足を、俺の下半身に乗っけてきて、そしてシルの膝小僧が息子にヒット!!
シル
「、、、う〜ん?」
シルは何かの突起物が膝に当たったのが気になったのか、何かを調べる様に膝でツンツンする。
唐突にシルは起き上がり目を擦りながら布団をめくった、、、息子が元気に起きている。
ソヨヒト
(これはまずい寝たふりだ、、、。)
薄目を開けてシルの様子を見る、シルはしばし息子を見つめて、そして指でツンツンする。
息子はその刺激に反応して動く、、、そらそうだよね、、、。
さおり
「どうしたシルちゃん?」
まずいさおりも起きた、、、。
シル
「シー!!にーさん寝て、、、ほらさおねーこれ、、、」
さおりははて?って感じでシルの視線の先を見て思わず声が出そうになる。
さおり
「◯△✖︎、、、これ朝勃ち?」
シル
「たぶん、、、ツンツンすると反応するよ」
さおり
「えっ!何言ってるの?、、、そうなの?」
そう言ってさおりは指でツンツンする、当然息子は反応する。
さおり
「なんか金曜日より大きいね、、、しかも固い、、、。」
二人に交互にツンツンされて、耐えきれなくなり、寝言のフリをする。
ソヨヒト
「、、、、う〜ん、、、」
さおり
「やば!起きる寝ましょ!」
シル
「うん、、、」
二人は再び寝た。
俺はムラムラした気持ちを必死に抑えて寝た。




