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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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さおりの話

さおりは恥ずかしそうに、、、


さおり

「えっ!本当に話すの?」


ソヨヒト

「まぁ無理強いはしないよ」


シル

「ダメだよ!にーさんも話したでしょ!!」


ソヨヒト

(おいおい!話したのは俺でお前じゃないだろ、、、なんでそんなにドヤる、、、。)


さおりはしばし考えながらため息をついて、


さおり

「はぁ〜なんかその〜中2の冬だと思う、、、ソヨヒトの第一印象は、勉強出来るボッチってイメージだった。その後、漫画とアニメで話すようになって、、、中3の春には自覚してたと思う。」


さおりは上向きになり、薄暗い天井を眺めてそう呟いた。


シル

「なんでトオルさんと付き合ったの?」


シルは俺の腕を強く握りしめながら、禁断の言葉を口にする、、、。


ソヨヒト

「シル、、、それはっ、、」


さおり

「良いのよソヨヒト、、、シルちゃんとって、わたしは泥棒猫、、、ちゃんとこの話をソヨヒトに話さないと納得出来ない、、、そうでしょ?シルちゃん?」


シルは俺の腕に顔を隠して


シル

「うん、、、」


さおり

「そうね、、、あきらめ、、、いや〜そうやってソヨヒトの気を引こうとしたんだと思う、、、中3の終わりにそれとなくソヨヒトに思いを伝えた、、、けど、はぐらかされた、、、いや逃げられた、、、かなぁ?〜それで諦めるつもりで、ソヨヒトの友達だったトオルさんに近づいた、、、夏の終わりに付き合うことになった、、、ソヨヒト覚えている?夏の終わりの公園、、、あの時のわたしの涙って、、、どっちだったと思う?トオルとの恋が成就した嬉し泣き?ソヨヒトとの恋が終わった悲し泣き?、、、わたし今もわからないの、、、でも、、、結局、トオルじゃわたしはダメだった、、、それに気がついたから、惨めでも貴方の側にいたいと思ったの、、、正室にいじめられてもね!」


さおりは小笑いをしながら話を続ける。


さおり

「トオルと付き合ってる時は楽しかった!彼は優しくわたしに微笑んでくれた、、、部活を頑張る彼も好きだった。彼は学年一位のモテ男だったから、周りの嫉妬も凄かった、きっとみんな私が羨ましかったと思う、、、でもわたしは、、、自分に嘘を付くのが耐えられなくなって、、、ソヨヒトもそうだったけど、トオルと付き合ってた頃は、ソヨヒトに話しかけれなかった、、、どう接して良いかわからなかった、、、それでトオルと別れた後の新学期に、久々にソヨヒトに話しかけた時、わたしすっかり舞い上がってた、、、それで確信したんだ、、、わたしはやっぱりソヨヒトが好きだって、、、。」


さおりは俺の方に向いて俺の腕を抱きしめる。


さおり

「今度こそ!絶対諦めない!そう思っていたら強力なライバルが現れて、、、おねーさんびっくりだよ〜!!」


シルはクスクスと笑いながら


シル

「残念〜!!一度諦めた人には絶対にソヨヒトはあげない〜!!でも少しだけ貸してあげる!!」


さおりもクスクスと笑いながら


さおり

「いーもん奪い取るから!!それよりもそろそろシルちゃん貴女の話をしなさい!!」


シル

「あっ!もうこんな時間そろそろ寝ましょ〜!にーさん!」


さおり

「ダメよ!話しなさい!!」


シル

「ブー!!」

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