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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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ソヨヒトの話

電気を消してからしばしたったころ、シルとさおりがポツリポツリと会話をしている。


ソヨヒト

「どうした?寝れないのか?」


さおり

「あっ、ごめんうるさい?そのなんか寝付けなくって、、、」


さおりがそう言うと、シルが俺の腕に抱きつき、


シル

「にーさんって、なんでさおね〜好きになったの?」


と、本人が居るのに恥ずかしい質問をされる。


さおりは俺の腕をがっつりと握りしめて、期待のこもる目で俺を見ていた、、、。


ソヨヒト

「そのなんて言うか、、、ハッキリとは覚えてないんだよな〜明確に意識したってのは、中3春以降なんだけど、当時別の悩み、、、まぁ〜そんなものがあって、ちょっと落ち込んでいた時期でもあって、、、当時からさおりは人気があったから憧れの存在、、、それだけだったなぁ〜」


ソヨヒト

(なんだ、、、この拷問、、、なに言ってるかわかんなくなっちゃったよ、、、。)


そんな俺の気持ちとは裏腹にさおりは俺の話を聞きながら強く俺の腕を抱きしめる。


シル

「ふーん〜さおね〜が浮気してた時はどう思ってたの?」


さおり

「ちっ、、と!!シルちゃん!!」


シル

「浮気だよ!!別の人とお付き合いしたんでしょ!!」


ソヨヒト

「、、、、そうだな〜トオルと付き合うことになった時、そうか〜って感じだったな、、、どっちかって言うと、トオルから別れたって話を聞いた時の方がショックだったかなぁ?」


さおり

「、、、そうだったんだ、、、。」


シル

「それってやっぱり4月の初めの話し?薄着で一人出かけた日?」


ソヨヒト

「!!、って、よく覚えているな!あっ!そうか!あの日偶然公園の入り口で、、、」


シル

「心配だから追っかけたんだよ、、、バカ!!」


シルは寝姿を横向きに変えて、俺のほっぺをつねる、、、。


ソヨヒト

「ふふっ!なんと無くわかってたよ、あの時はありがとうシル!」


ソヨヒトはあの日のことを思い出していた、、、まだまだシルは冷たい義妹で嫌われていると思っていた時の話し、、、遠くない過去の話なのに、懐かしく思って思わず口にする。


ソヨヒト

「4月の学校始まりの日、トオルからさおりと別れたと話を聞いた、、、その日の夜にトオルから電話が掛かって来て、、、トオルの話を聞いていたらあの公園に辿り着いて、、、そして帰りにシルとあったんだよな、、、シル近くのコンビニでアイス買ってたし、、、、(笑)」


シル

「にーさんは肉まん買ってたでしょ!!」


ソヨヒト

「ふふ、、、知ってたのか!!」


さおり

「トオル、、、渡辺さんはなんて言ってたの?」


ソヨヒト

「うん、、、まぁ〜自分が悪かったって、、、部活ばっかで、、、って、、、。」


さおり

「、、、わたしは悪い女だよね〜嘘ついてばっか、、、結局、最後まで演じることが出来ないで逃げたし、、、。」


ソヨヒト

「、、、まぁ〜後日談なんだけど、、、あいつ今は幸せなんだってよ!〜そもそも、さおりと付き合う前に、他に彼女もいたし、その子と別れたタイミングでさおりと付き合ってるし、何よりも今の彼女とは一番相性が良いんだってよ!!、、、だから、、、その気にするなよ、、、そう言う意味だと、、、その、、、俺が一番ひどい人間だから、、、。」



シル

「まあ〜否定はしないよ!!でも気にしないでね!オニーさま!!」


さおり

「ふふ!ありがとうソヨヒト!!ねぇ〜シルちゃんはいつ好きになったの?」


ソヨヒト

「そうだな、、、シルは色々企画外だからなぁ〜その中でも印象が強いのは、初めて会ったBBQの日と、3月ごろのにーさんって呼ばれた頃かなぁ?明確な好意なら家族旅行だなぁ〜」


シル

「なんか、、、ストリート少なくない?」


ソヨヒト

「しょうがないだろ!!さおりとは年期が違うんだよ!!その分シルの方が内容が濃いんだよ!」


さおり

「そうだよね!シルちゃんの生乳見るぐらいにね!!」


ソヨヒト

「なっ!、、、シル?」


シルはソヨヒトの腕に顔を隠してそのまま


シル

「じゃっ、、、じゃ〜今度はさおね〜の話ね!!」


と、さおりに話を振る。

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