その時二人は①
これはピザトーストパーティー開催1時間前の話。
シル
「さおね〜早く早く〜!!にーさん出来る男だから買い物とかスパッと済ませて帰ってくるよ!!」
さおり
「でも、、、本当にいいの?勝手に入って?」
シルはさおりが家に遊びに来て浮かれたのか、ソヨヒトが買い物に出た隙に、ソヨヒトの部屋を案内をしている。
シル
「大丈夫?、、、だよ?、私はいつもやさがししてるし!!」
さおり
「あんた、、、」
シル
「家財の大半は前の家の近くのコンテナ収納に預けてあるから、、、ここにはにーさんのエロ本もないよ!!」
さおり
「えっ!ソヨヒトエロ本持ってたの???」
シルはさおりのその反応に、とても学校一の美少女とは思えないぐらいの悪い顔で、
シル
「そうだよ!にーさん私みたいな金髪巨乳がご趣味の様です!さおね〜は、、、、ふふっ!」
シルはそう言って自分の胸に手を当てがい、さおりの胸を直視した。
さおりはその視線を受けて膝から崩れるほどの敗北感を味わった、、、。
さおり
「なによ〜私だってある方なのよ!あいつ中学の頃から見てないふりして、堪能していたのに、、、」
さおりはそう言って自分の胸に手を当てがう、、、その表情には悔しさが込み上げていた。
さおり
「でも、、、そうよねソヨヒトのお母さんって、美人でスタイルも良かったのよね、、、ソヨヒト本人は否定してたけど、、、やっぱり胸が好きなのかな?」
鬼の様なシルはさらにさおりに追撃する。
シル
「まぁ〜その辺も含めてにーさんの一番は私に任せてねさおね〜!!」
一方その頃、ソヨヒトは近所のスーパーに到着していた。
さおり
「ここの景色綺麗だね、、、」
シル
「、、、だから無いって言ったでしょ?それを無視して血眼になって探して、最後にそのセリフって、、、。」
さおりは制止するシルのことを無視して、ソヨヒトのエロ本を必死になって探した、、、。とても学年一位と言われる美貌の持ち主とは思えない姿で、、、。
さおり
「だってあれば参考になるでしょ!!これ以上シルちゃんと差が開くわけには、、、せめて彼の癖でもわかれば!!」
シル
「癖ね〜そう言えば前にお母さんのネグリジェくすねて着てお披露したら怒られた、、、スケスケは嫌い?なのかな?」
さおり
「、、、!!ちょっと!なにその話!!あんた聞かせなさい!!」
そう言ってさおりは鬼の形相でシルに迫る。
その頃ソヨヒトはそんなこととは、つゆ知らず近所のスーパーで買い物を済ませていた。
シル
「カクカクシカジカ、、、、」
さおり
「サンカクマルマル、、、ふむふむ!!
ちょっとあんたやりすぎよ!!」
シル
「えっ〜だって〜、、、最近やたらソヨヒトの周りに女の陰が、、、。」
さおり
「ふふっ!流石の正室もビビってるわけね!!」
シル
「ブー!!」
さおり
「そうね!折角だし私もやってみようかしら?」
シル
「よし!お母さんのネグリジェ見に行こう!!」
こうして二人の悪ふざけは続く。