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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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食後のコーヒー

さおりが朝食後のコーヒーを淹れながら


さおり

「これソヨヒトのお母さん?ドリップポットある家って珍しいよね!」


流石に喫茶店で働いているだけあって、ドリッパーに上手くのの字を描きながらコーヒーを蒸らしている。


ソヨヒト

「いや、それはオトンの趣味だな!それにしてもなかなか上手いね!家でも淹れてるの?」


さおり

「ふふ!ありがとう!うちはコーヒーメーカーしか使わないよ!バイトの先輩が教えてくれたの!」


それを聞いてその先輩の大体の顔が浮かぶ、、、。


ソヨヒト

(あいつセクハラまがいのことしてないだろうな?)


そして隣でホットミルク飲むシルを見て


ソヨヒト

「シルはコーヒー淹れられるの?」


シル

「うん、、、まぁ〜お義父さんに教えてもらった、、、でも、ブラックは嫌い!!」


ソヨヒト

「そういえばシルは紅茶派だね!」


シル

「うん!紅茶の渋みは好きなんだけど、、、。」


ソヨヒト

「それなんだよな〜俺はその渋みが嫌いなんだよ!だから烏龍茶も苦手、、、コーヒーの苦味は好きなんだけどね〜」


さおり

「あら?そうだったの?そういえばソヨヒトが紅茶飲んでるの見ないもね、、、。」


そう言ってさおりが淹れたてのコーヒを出してくれる。


ソヨヒト

「ありがとう!さおり!!」


俺流コーヒーの飲み方は、カップを両手で持ち、2回ほど息を吹きかけてすぐにコーヒーの匂いを嗅ぐ、そして一口、、、うんうまい!!


ソヨヒト

「うん!いい香りだ!

そうだ!さおり今日はどこに行くの?」


ソヨヒトの言葉にさおりでは無く、シルが反応した様に感じる、、、なぜだろ?隠蔽で見えないはずの耳が動いた様に気がした、、、。


さおり

「う〜ん?そうね!デートもいいけど、せっかくのソヨヒトの家に居るんだから、お家デートにしましょう!

ねぇ〜シルちゃん?」


昨日と今日はさおりDAY、よってソヨヒトが拒まなければさおりの自由だ、、、。


ソヨヒト

「ありがとうさおり!シルも寂しがってだんだよ」


シル

「、、、ありがとうさおね〜でもいいの?」


さおり

「正妻は立てるでしょ?」


シルは立ち上がりさおりに座る席まで駆け寄り、


シル

「さおね〜大好き!!」


そう言って抱きつく。


さおり

「はいはい!ただし、あんたのわがままは聞かないからね!」


シル

「ブー!!いいもんにーさんに言うから!!」


さおり 

「あんたね〜◯×⬜︎△、、、」


いつもの様に二人は笑顔での言い合い、俺はそんな姉妹みたいな光景を微笑ましく眺めていた。


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