異変
さおり
「つまり、爆発した家の修理の間、両親が所有する別の家で暮らすことになったけど、両親が旅行に行ってしまいシルちゃんと二人だけの同居生活になったと、、、その後、色々あってシルちゃんに弱みを握られて泣く泣く添い寝するも、シルちゃんの寝相の悪さでパジャマがはだけてしまい、それを直したと、、、そんな事があったからボタンの無しパジャマにをプレゼントとしたいと、、、。」
ソヨヒト
「はい、おおかたその通りです。」
さおり
「それで?、、、見たの?」
ソヨヒト
「、、、、はい、、、ガッツリと、、、。」
さおり
「それ、、、シルちゃんは?」
ソヨヒト
「本人の様子だと知ってると思います、、、。」
さおり
「はぁ〜まぁ〜素直に話してくれたからもう良いわ!」
ソヨヒト
「、、、、はい」
さおり
「だだし!!今週末は私も泊まりに行くわね!!」
ソヨヒト
「はぁ?、、、なんで?」
さおり
「あんたね〜私だけ除け者?私は貴方の?」
ソヨヒト
「げぼっ、、、恋人です。」
さおり
「、、、よろし!じゃ〜さっきの続き!!パジャマに買いに行きましょう!!やっぱり私もボタン無し買うね!ダーリン〜!」
ソヨヒト
「、、、了解。」
こうして無事にシルのパジャマは買えた、、、けれどその代償は大きかった、、、。
さおりと別れてから日常品と夕飯の買い物を済ませる。
ソヨヒト
(今日は野菜炒めだな!シルにも野菜食べてもらうぞ!)
家事をこなしていると、、、。
ソヨヒト
「そろそろ時間だな!!」
掛け時計を見ると、20時40分を回っており、シルとの約束の時間が21時10分頃なので、歩いて約20分ぐらいだから、出かけるにはちょうど良い。
ソヨヒト
「さて、、、お姫様を向かいに行きますか〜」
そうつぶやき家を出る。
バイト先から少し離れたコンビニで雑誌を眺めていると、
シル
「お待たせ〜」
ソヨヒト
「お疲れ様」
シル
「にーさん聞いてよ〜、、、」
シルはバイトが終わると必ず、その日にバイトでの出来事を話してくれる。
ソヨヒト
「そうか〜それは大変だったね!」
シル
「でしょ〜!でも働くって大変だね!」
ソヨヒト
「そうだね、、、お金稼ぐのはしんどいね。」
シル
「にーさん今日の夕飯はなに?お腹空いちゃった!!」
ソヨヒト
「鯖の文化干し、野菜炒め、やっこ、豚汁、」
シル
「やった!にーさんの豚汁好き!でも野菜炒めは、、、お肉が足りないよ〜」
ソヨヒト
「シルがそう言うと思って、ちゃんとウインナーとベーコン入れてるよ!!」
シル
「えへへ!にーさん大好き!!」
ソヨヒト
「そういえば、シルのパジャマ少し暑くないか?」
シル
「うん、昨日は少し寝苦しかった、、、。」
ソヨヒト
「そう思って、買っておいたよ!俺からのプレゼントだ!!」
シル
「、、、今朝のお礼?」
ソヨヒト
「、、、そう捉えてもらってOKです。」
シル
「感想は?」
ソヨヒト
「控えめに言っても最高でした。」
シルは恥ずかしくなったのか、うつむきながら、
シル
「にーさんのエッチ、、、。」
ソヨヒト
(さすがのからかい上手のシルさんも、俺様の返しにタジタジですな!やれば出来る子なのだよ!やれば!!)
家に戻ってからシルが風呂に入ってる間に、夕飯を支度を済ませて、リビングでくつろぐ。
ソヨヒト
(普段からソファーとか座らないから、慣れんのだよなぁ〜)
そんな事を思いながら一息ついていると、風呂上がりのシルが、
シル
「はぁ〜お腹すいた〜」
と言いながらソファーに座る俺に抱きついてくる、、、。
ソヨヒト
「これこれシルさんや!言動と行動がチグハグですぞ!すぐに夕飯用意するから離れなさい!!」
シル
「いやだ!!今は充電中〜お腹も空くけど、心も空っぽ〜!先にこっちを満タンにするの!!」
俺はシルを抱きしめて、頭を撫でてやる、、、シルは相変わらずブラを着けていない、柔らかいシルの豊満なバストが俺の胸部を圧迫する、、、なんだろう、、、昨日からシルを女として意識している、、、。
シル
「ソヨヒト、、、私女として魅力ない?」
ソヨヒト
「どうしたんだい?シルらしくないよ!シルは外見も内面も女性として、とても魅力的な人だよ!!」
シル
「、、、うそつき、、、思ってないくせに〜、、、やっぱりさおりさんみたいな人がいいの?私はいつまでも妹?」
ソヨヒト
(どうしたんだろ?急に、、、。)
シルは俺にしがみつく様に抱きついていた。