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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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悪いのはパジャマだ!!

シルは真剣な眼差しで商品を選んでいる。


シル

「やっぱり今日はメロンパン!!」


ソヨヒト

「めっ!メロンパン!!」


シル

「???」


ソヨヒト

「あはは、、、こっちの話、、、。」


これは明け方の出来事、、、。


ソヨヒト

(うん?、、、なんだ、、、暖かくて柔らかいすげ〜いい匂い、、、落ち着くな〜そうか!これはメロンだ、、、そうに違いない、、、まて、、、この展開、、、やばい!、、、やばい!にて異なる展開、、、この手の感触、、、)


意識が目覚めたソヨヒトは、恐る恐る目を開ける。目の前には片方のナマ山が、、、そしてなぜか右手でもう片方のナマ山を掴んでいる、、、!!


ソヨヒト

(うげ、、、やっぱり、、、。)


幸いにも、シルは爆睡中のご様子、、、。


危うく大声を出すところを、必死に押さえて、ベットから出る、、、シルのやつパジャマのボタンちゃんと閉めなかったな、、、完全に丸出しだぞ、、、これどうするんだよ、、、。

そう言いながらしばらく眺めるソヨヒト、、、。


ソヨヒト

(いかん!コレはいかん!でも、、、

これいいもんだ〜!!ご馳走様でした!!)


覚悟を決めたソヨヒトは、大人の階段を登るべく!!って、アホなこと言ってないで、、、恐る恐るパジャマのボタン掛ける。そして何事も無かった様にニ度寝した。


シル

「にーさーんは、なに買うの?」


シルはそう言いながら、ソヨヒト顔覗き込む、、、シルのその姿に自然とソヨヒトの視線が、、、。


ソヨヒト

「あっ!そうだな!やっぱり肉まん、、、いや!チョコパンにしようかな?」


そう言って、適当にパンを取る。


シル

「ふ〜ん、、、。」


昨日からタマワン生活をスタートさせたが、家の冷蔵庫には、何も入って無かったので、今日の朝食は近所のコンビニとなった。


ちなみにオトンからは、クレジットカードと、キャッシュカードを渡された。

両方ともソヨヒト名義になっており、当然クレジットカードは無制限、キャッシュカードには100万が入っているとのこと、、、。


コンビニのイートインで買ったパンを食べる。


シル

「にーさんチョコパン買ったんじゃないの?」


ソヨヒト

「あ〜直前でやめた、、、やっぱりカニパンでしょ!!」


ソヨヒト

(あれ?なんでカニパン取ってる?チョコパン買ったのに、、、。)


シルは俺を見る事なく、モグモグしながら、、、。


シル

「まぁ〜朝方のことは気にしないで!!」


そう言って平然とカツサンド食べる。


ソヨヒト

(昨日俺のカツ丼食べておいて朝からカツサンドかよ、、、ってかバレてる、、、。)


ソヨヒト

「なんか、、、その、、、ごめんなさい、、、ご馳走様でした、、、。」


シル

「ふふふ!さっきも見てたでしょ!エッチ!!」


シルはモグモグしながら笑顔で俺に言う。


ソヨヒト

「、、、、このパン美味しいな、、、。」



ソヨヒトは珍しく授業を聞かないで窓から風景を眺めていた。


ソヨヒト

(なぜにあんな状態になった?、、、まさか俺の本能が、、、いや〜今は打開策だ、おそらくこれからも、事あるごとに添い寝を要求される、、、なら、次回も十分あり得ると考慮するべきだ、、、だとしたら打開策はあのパジャマだ!!仮にパジャマがボタンなしタイプであれば、、、これだ!!ヨシ!!)



シルはいつもの様に授業を聞かないで、窓の外を眺める、、、。


シル

(今朝は恥ずかしかった〜まさかあんなにボタンが外れるなんて、、、流石のにーさんも、ガン見してた〜

うわ〜あんなにじっくり見られるなんて〜!!

やっぱり少し成長したのかなぁ〜でも私のことすごい意識してた!!)


放課後、、、。


今日は俺がバイトのない日で、シルがバイト日になっている。


シルからのライン


シル   今日はさおねーいない

     から迎えに来てね!


ソヨヒト 了解!  



さて、とりあえずデパートだ!!


ソヨヒト

「さおり〜これなんかどう思う?」


さおり

「う〜んかわいいけど、、、なんでボタンなしタイプにこだわるの?」


ソヨヒト

「ほら、シルは寝相悪いから、、、」


さおり

「なんか匂うわね〜まぁいいけど!!それで良いと思うよ!!じゃ〜私はボタンタイプで〜の夏パジャマ、、、ソヨヒト!これとコレ、どっちがかわいい?」


ソヨヒト

「その淡いクリーム色に、さくらんぼ柄の夏パジャマかわいいな!」


さおり

「、、、やっぱり!私もそう思ってた!!じゃ〜これにするね!プレゼントありがとう!」


ソヨヒト

「こっちこそ!付き合ってくれてありがとう、サプライズプレゼントじゃ無くて悪いね!」


さおり

「私はいいけど、なんで急にパジャマプレゼントなの?」


ソヨヒト

「昨日シルの寝姿見て暑そうだったから、、、でも〜シルは今日バイトだから、一緒に買いに行けないし、一人で女性もの買うのは、、、。」


さおり

「まぁ〜おかげでソヨヒトと放課後デート、、、!って、今あんた寝姿って言った?」


ソヨヒト

「あっ!いや〜その〜、、、。」


さおり

「ちょっと詳しく聞こうとかしら!!」


ソヨヒト

「、、、はい、、、。」


ソヨヒト

(やらかした〜)



パジャマの購入を一旦中止して、併設されている喫茶店に入る。


さおり

「それで?どういうこと?」


ソヨヒト

(これは中途半端な嘘と誤魔化しは、ろくなことにならんな、、、。)


ソヨヒト

「実は、、、」


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