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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
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多田野家の日常③

俺は飲みたく無いおしるこを、すすりながら、遠くに見える、シルを見守っている。


トオル

「まぁ〜そんなにキレるなよ〜今度奢るからさ!」


トオルは鞄を持ちながら、頭の後ろで手を組んで歩いてる、、、この、、、イケメンが(怒)


ソヨヒト

「うるせ、、、」


甘いものがあまり好きじゃない、俺には朝からおしるこしみる、、、。


ソヨヒト

「飲まないで、、、シルにあげればよかった、、、シル好きだもんなぁ〜これ、、、今日もシルは大変だなぁ〜無理してなければいいけど、、、。」


シルが男達に囲まれてるのを見て、無意識で小声でつぶやいていた。


トオル

「えっ?なに?、、、。」


どうやらトオルには独り言が聞こえたらしい〜まぁこの様子だと、内容を理解していないなぁ〜


ソヨヒト

「お前のおかげで、朝から糖分が取れて、頑張れるって、言ったんだよ!!」


イヤミいっぱいで言ってやった。


トオル

「えっ、そんなぁ〜照れるよ〜」


頬をぽりぽりかきながら照れる無神経イケメン(怒)


トオル

「それでさぁ〜ってか、聞いてる?」


ソヨヒト

「あっ、、、わり、、、なんだっけ?」


シルが、三年生のモテ男に、付きまとわれているのを見て気になっていた。


ソヨヒト

(シルもやっぱり、あんな感じの男が好きなのかなぁ?それとも同族?、、、まさかぁ、オトンのようなオジセン?)


トオル

「だ、か、ら、原因だよ、ゲ、ン、イ、ン」


......なんのこと?


ソヨヒト

「あーそれはーそーだーな、ーやっぱりー物事には、事象があって、それに対する、、、そーゲーインガだね!」


トオル

「つまり、俺の相談は無視ってことだな?」


トオルはため息をつきながら空を見上げてる、、、いちいちイケメンなんだよ(怒)


ソヨヒト

「まぁ〜その、なんだ、、、こういう時は、ぱぁ〜と飲んで忘れるのが一番だ、なんなら今夜行くかぁ?」


トオル

「そーだな!今夜は夜の街にでも繰り出すか!、、、ソヨヒトの奢りで!」


2人で顔を合わせながら笑い出す。


トオル

「あははは、今のスゲー大人って感じ!

でも、俺はコーラしか飲めねーけど!」


ソヨヒト

「だよな!そもそも俺は今日バイトだし!」


トオル

「まぁ〜失恋が俺らを大人にするわけだよ!ソヨヒト君!!」


ソヨヒト

「なんだよそれ〜格好つける!失恋ボーイ!」


「ぷっはははは」×2


トオルとはずっと、こんな関係でありたい。


そう思った。


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