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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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フラグって立つんだ、、、。②

いつもの分かれ道で別れ際に、


さおり

「ソヨヒト抱きしめて!!」


ソヨヒト

「了解!さおり」


さおりを肩から包み込むように、優しく抱きしめると、さおりは俺の腰を強く抱きしめる。


ソヨヒト 

「さおりさん?あまり強く抱きしめられると、、、さおりさんのお胸が、、、。」


さおり

「それ、、、シルちゃんからも、ちゃんと聞いてるからね!スケベ!!」


ソヨヒト

「あはは、、、仲がいいこと、、、。」


さおり

「違うわよ!あの子は胸の大きさで、私にマウンド取ってくるよの!!にーさんは私の大きな胸が〜って!腹立つ子よね!!」


ソヨヒト

(シルさんや!あんた、、、なにしてるのよ!!)


さおり

「だから少しでも対抗のためにこうして、、、言っとくけど、私だってある方なんだからね!!」


ソヨヒト

「あ〜そうだね!さおりのも充分堪能させてもらってます!ありがとう!」


さおり

「、、、恥ずかしいけど、、、そう言って喜んでもらえて嬉しい!!」


さおりを見送ったあと、シルに電話する。


ソヨヒト

「もしもしシル、今どこにいるんだ?」


シル

「にーさんお疲れ様!う〜んとね〜!私たちのマンションだよ!みんないるよ〜」


ソヨヒト

「確か家の近くだったよな!歩いて10分ぐらいの」


シル

「うん!着いたら電話して下に迎えに行くから」


ソヨヒト

「わかったよろしくお願いしますじゃ〜後で!」


シル

「じゃ〜ね!」


タワマンに着き、エントランスで電話しようとすると、すでシルが待っていてくれた。


ソヨヒト

「お疲れ様シル?待って来てくれたのか?」


シル

「うん!」


シルは俺の方に走って、、、そのままダイブして俺に抱きつく、、、。


ソヨヒト

(あぶね、、、倒れそうになった!!)


シルは俺の耳元で、


シル

「お帰りなさい!ダーリン!!」


ソヨヒト

「、、、ただいま!シル」


シルはオレに抱きつきながら、スンスンと匂いを嗅ぎ、俺から離れると、今度は俺のほっぺをつねり、


シル

「泥棒ネコの匂いがする!!」


そう言って頬を膨らませて、再度俺に抱きつく、、、?いや体を擦り付けているからマーキングか?


シル

「これでよし!!」


満足したのか俺から離れ、俺の手を引っ張って案内してくれた。」


高速で動くエレベーターに思わず。


ソヨヒト

「なんか凄いね!」


シル

「うん!この家は楽しいよね!」


ソヨヒト

「シルにはこっちの家の方が似合ってるように感じるよ」


シル

「なんで〜?」


ソヨヒト

「なんだろう?シルって高貴な感じかするんだよね〜」


ソヨヒト

(シルはどう答えるだろ?)


シル

「まぁ〜元姫だからね!」



ソヨヒト

(えっ!あっさり認めた、、、。)


ソヨヒト

「シルさん?それ言っていいの?」


シル

「本当はダメ?かなぁ〜でもこの世界は安全だし〜何よりも、恋人、、、にーさんになら別に?」


ソヨヒト

「シルとローネさんってなんでこっちの世界に来たの?」


シル

「う〜ん〜逃げて来た、、、?あっ!着いたよ!!」


最上階の扉が開く。


シル

「にーさん!こっちこっち!」


シルに手を引っ張られながらエレベーターを降りると、フロアには一つだけ玄関があった。


ソヨヒト

「このフロアは一軒しなかいの?」


シル

「そうだよ〜」


ソヨヒト

「スゲ〜タワマンスゲ〜オトンスゲ〜」


シル

「景色もすごいんだよ!!お母さんが昔住んでいたお城の塔より高いんだって!!」


ソヨヒト

「シル、オトンってそっちの世界で竜王とか言われてた?本当はお城からシルとローネさんを、攫ってこの塔に監禁してるとか?」


シル

「、、、、はぁ?、、、でも、お父さんが倒した魔王は、邪竜とも言われてたよ?」


ソヨヒト

「やっぱりオトンって英雄なんだ、、、。」


シル

「まぁ〜正直、最後の大戦にエルフは参加してないから、、、聞いた話なんだけど、、、。」


シルはそう言ってうつむいてしまった。どうやら複雑な理由があるのかも知れない。これ以上いらぬ詮索は良く無い。



ソヨヒト

「、、、、シル、中に入ろう。」


そう言って、立派な門構えの玄関を開ける。


ソヨヒト

「おじゃましま〜す!!」


廊下はすぐに二手に分かれており、


シル

「にーさんそこ左だよ、」


シルに言われた通り左の廊下を抜けると、広いリビングにオトン、オカン、ローネさんがソファーでくつろいでいた。


オトン

「おかえり!いや〜びっくりしたよ!!」


ソヨヒト

「ただいま?、、、いやびっくりなのはこっちだよ!!オカン、ローネさんただいま!二人は大丈夫だったの?」


オカン

「おかえりソヨヒト!私は無事よ!!シルちゃん下までお迎ありがとうね!」


シル

「えへへ〜」


ローネ

「お帰りなさい、ソヨヒトさん!」


オトン

「とりあえず、風呂でも行ってこい!!シルちゃん悪いけど、ソヨヒトを部屋に案内してあげて!!」


ソヨヒト

「えっ!俺の部屋あるの?」


シル

「うん!ここね寝室が5室あるから!!」


ソヨヒト

「すごいなぁ〜さすが最上階だね。」


シルに案内されて来た道を戻り、玄関を通り過ぎると、ドアが二つ横並びになっている。


シル

「そのコーナーを曲がるとあと二つ部屋があって、最後の一つは、さっきのリビングのが奥にお父様さんの和室があるんだ!にーさんの部屋はこの手前の部屋!奥が私は部屋なんだ!」


俺はシルに言われた部屋を開ける、、、。


ソヨヒト

「えっ!ひろ!!なにここ?家の部屋の倍はあるな!」


縦長の部屋は想像以上に広く、ベット、机、テレビ、ふたりがけソファまで完備されていた。


ソヨヒト

「ベットまで、、、シルの部屋も同じ作り?」


シル

「違うよ〜、最初この部屋を私の部屋として、使う予定だったんだけど、なんか縦長の部屋が嫌で、、、今の部屋は三角形の変な形なんだけど、すごく気にいってるの!まぁほとんど使ってないけど、、、ちなみにこの家の一番広い部屋は、お義母さんの部屋で、その次は母さん、私、にーさん、一番狭い部屋がお義父さんなんだよ!!

面白いよね!うちの家とおんなじなんだよ!」


我が家も一番大きな部屋が一階のオカンの部屋オトン

次が隣のローネさん、シル、俺の部屋、シルの部屋と俺の部屋はほとんど変わらないんだけど、最後にオカンの部屋の押し入れの住人オトンとなっている。


カーテン開けて外を見る、、、あ〜マジスゲ〜これが成功者の景色ってやつなんだなぁ〜


ソヨヒト

(ふぅ〜俺は人生の勝ち組で!!まさかここでフラグ回収をするとは、、、。)


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