表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
186/536

デートにして重すぎる、、、。

ソヨヒト  これからシラカワ先輩と

      放課後デートです。

      言いたいことはわかります。

      でも、後で全て報告します。

      今は勘弁してください。


シル    怒り!浮気者!!


さおり   涙、、、。



ソヨヒト

(おいおい!俺は束縛されないんじゃないのかい?色々あるんだよ!多めに見てくれよ!!)




シラカワ先輩

「ソヨヒト君!!こっちこっち!!」


流石に2人で堂々と、学校から下校だと、またいらぬ冤罪が掛けられるので、近くの公園で集合となった。


ソヨヒト

「シラカワ先輩どうしますか?」


シラカワ先輩

「せっかくなのでここでお話ししましょう!」


ソヨヒト

「そうですね!」


シラカワ先輩

「あっ!ブランコいいですね!乗りましょう」


シラカワ先輩は、ブランコに向かって走り出しそのまま座った。俺もその後を追って隣のブランコに座る。


ソヨヒト

「シラカワ先輩に質問があるのですが?」


シラカワ先輩

「なんでしょう?」


ソヨヒト

「その恥ずかしいのですが、、、俺のどこがいいのですか?そもそもシラカワ先輩とは学年も違うし、、、接点が、、、。」


シラカワ先輩

「ふふふ!そうですね!やっぱり助けてもらったとき、、、ですね!」


ソヨヒト

「あれは別に助けたつもりは、、、」


シラカワ先輩

「そうですね!正直、ソヨヒト君は関わり合いたくないって顔してました。」


ソヨヒト

「、、、、」


シラカワ先輩

「だから不思議だったんですよ、、、。」


ソヨヒト

「???」


シラカワ先輩

「なんで助けてくれたのか?あんなに嫌そうな顔していたのに?でも、よくよく考えるとあの場所には、シルさんがいたんですよね、、、。」


シラカワ先輩は遠くを見ながら話す、、、俺はその横顔見ていた、、、確かに3年1位の美人と言われだけある、、、整った顔立ちだ。


シラカワ先輩

「ソヨヒト君あの日、助けたのは私じゃなくてシルさんでしょ?シルさんから面倒ごとから守る為に、、、、。

何よりも、ソヨヒト君は一度もわたしに恩着せがましく言って来なかった。しかも、警察の職務質問から、シルさんが巻き込まれない為に第三者として振る舞った。」




ソヨヒト

「ふふ、、、御名答です。俺はひどい人間なんですよ、あの時、俺が守るのはシルだけだった、、、あとはついでです。」


シラカワ先輩

「それは当然だと思いますよ!正直、シルさんが羨ましい〜貴方に守られてるなんて、、、」


ソヨヒト

(本当それな!少しは感謝してほしいよ!!)



シラカワ先輩

「でも、言い換えればあの時、隣に私がいてシルさんが男性に絡まれていても、ソヨヒト君の対応は変わらなかった、、、そうじゃありませんか?」


ソヨヒト

「そうですね、俺は心の狭い小さな人間です。だから、隣にいる人以外、助けることは出来ない、、、そう自覚しています。」


シラカワ先輩

「ソヨヒト君のそんなところが好きなんです!飾らない自然さが、それでいて意志の強さと優しさそんなところがまたらなく好きです!」


ソヨヒト

(人は恋すると盲目になる、、、シルもさおりもシラカワ先輩も、、、みんなそうだ、、、俺はそんな男じゃないのに、、、。)


ソヨヒト

「もう一つ質問いいですか?」


シラカワ先輩

「一つじゃなくてもっと聞いてください!私を知って下さい!」


シラカワ先輩は俺を見て笑顔で答えてくれた。


ソヨヒト

「どうやって俺たちの事調べたんですか?」


シラカワ先輩

「、、、そうですね、うちの専属の諜報員に、、、ご存知無いと思いますけど、私の家は、、、」


ソヨヒト

「いえ、存じてます。あの後、いろいろ調べました。まさか白河財閥の御息女だったとはは、、、。」


白川先輩

「びっくりしました?そもそも漢字が違うので、あまり知られおりませし、私たちも公表してません。

祖父が一代で財を築き、より大きくするためにと、川を大河にあやかり変えたのです。だから家名は変わらず川なんです。」


ソヨヒト

「そんな経緯があったんですね。」


白川先輩

「それを言うなら、ソヨヒト君のお家の方が凄いんじゃありませんか?まさか、世界有数の財力のある多田野家とは、、、。」


ソヨヒト

(えっ!そうなの?オトンってそんなに金持ってるの?おいおい!シル!やっぱりオトンの誕生日にどさくさに紛れて俺とシルのゲーム買ってもバレなかったよ!絶対に!!)


ソヨヒト

「家のことはあまり知らないんですよ、、、。」


白川先輩

「そうだと思います。たまにいるんですよ、

凄い財力があっても、普通の暮らしをする人々が、、、。」


ソヨヒト

(オトン!あんたはなぜその少数派にいる!!

俺はメイドの1人や2人いる屋敷に住んでも構わないぜ!!なんならあんなボロ家捨てて!!今すぐにでも!!)


ソヨヒト

「父の方針なんでしょうね、俺自身最近まで父が凄い財産を持ってること知りませんでした。」


白川先輩

「、、、そうなんですね、雲野さんは中流の上家庭でしたが、シルさん、、、シルTミネフトは、どこの情報網に引っ掛かりませんでした、、、。」


ソヨヒト

「やばいな、、、相当調べてるぞ、、、大丈夫か?オトン?」


白川先輩

「まぁ〜多田野家の情報自体国家レベルで、

秘匿されているので、、、それに連なる関係なんでしょうね、、、?」


ソヨヒト

(はぁ〜?  オトンあんた何したの?まさかの国際指名手配とか?世界をまたにかける怪盗?、、、まぁ〜オカンも無駄に顔とスタイルいいからあの悪女か?)


ソヨヒト

「調べがついてるのはそこまでですか?」


白川

「そうですねあとはシルさんと同棲してると言うことですかね、、、。」


ソヨヒト

(言い方!!それじゃシルと2人っきりになるでしょうが!!ちゃんと家族で暮らしてますよ!!)


ソヨヒト

「はは、、、なんでも知ってるんですね、、、」


白川先輩

「ごめんなさい、、、でも情報が武器が白川家の家訓ですので、、、。」


ソヨヒト

「いえ、、、構いませんよ、今や情報世界です。調べる気になれば簡単にね!」


そう言ってスマホを見せる。


白川先輩

「ありがとうソヨヒト君!!」


その後を、色んなこと話し、それとなくシルの情報を知り得ているか探りを入れたが、案外オトンはその辺っかりしているらしく、シルとローネさんの情報は持って無かった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ