表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
180/537

鬼ちゃん再び

家に帰って風呂に入ったあと、自室で勉強をする。そろそろ足音が、そう思っていると階段を駆け上がる音が聞こえる。

風呂上がりのシルがいつもの様に、、、あれ?隣の部屋のドアが開く音が、、、?

俺の部屋にやって来ない?


、、、、、

、、、、、、

、、、、、、、



隣の部屋で音がする、、、?


まぁ〜いいか?

、、、、、、

、、、、、、

、、、、、、


さて、、、今日はここまでかなぁ〜!!


ソヨヒト

(そろそろ寝るかな)


ベットに潜ると、、、ドアが開く音が、、、シルが入ってきた、、、。


シル

「にーさん、、、ちょっといい?」


ソヨヒト

「う〜んどうした?シル、、、?」


シル

「うっ、、、うあああ!!」


シルはベットに駆け寄り、抱きつき泣く、、、。


シルの体を起こして、シルをそっと抱きしめ頭を撫でる。


ソヨヒト

(そうだよな、、、今日のことはシルにとって傷つくことだ、、、申し訳ない)


シル

「うう、、、にーさんお願い、、、。」


ソヨヒト

「どうした?なんでも言ってごらん?」


シル

「宿題手伝って、、、うっ、、、う、、、。」


ソヨヒト

「、、、、えっ?」


シル

「、、、、えっ?」


シルの話を要約すると宿題は、提出期間の長いレポートとだったので、後回し後回しにしていたら、、、そのまま忘れて、提出日が明日になったとさ!!めでたし、めでたし!!


ソヨヒト

「いいかい!シル君!!おにーちゃんは、鬼ちゃんとして久々に怒ってます!!時計を見てください!!現在12時を回っております!

つまり本日の朝までに本件を、コンプリートしなければいけません!!」


シル

「うう、、助けてください!!おにー様〜!!」


ソヨヒト

(はぁ〜この手の宿題を課すのは多分、、、野口先生だなぁ、、、。)


ソヨヒト

「シル、この宿題は野口先生か?」


シル

「うん、、、知ってる人?」


ソヨヒト

「あ〜去年お世話になった、、、確かここに残して、、、。」


俺は机の引き出しを調べる。


ソヨヒト

「あった、シルこれほら!」


シルにノートを渡す。シルは状況を理解できていない様子なので説明をする。


ソヨヒト

「それは去年、野口先生から出された課題のレポートを、暇つぶしでいくつか作ったものが書いてある。まぁ似た様な課題だと思うから参考になるんじゃ無いかなぁ?ちなみに課題は?」


シル

「日本経済の再浮上の条件」


ソヨヒト

「去年の課題のそのままじゃねーか!!

いくつか案を書いてあるけど、AIを活用したレポートは俺が提出してるから、そのまま写すなよ!」


シル

「少子化解消、地理的リスクの軽減、国内製造業の回帰、為替誘導によるインフレ、、、、すごいこんなに書いたの?」


ソヨヒト

「うん、結構好きなジャンルだったからね!

適当に思いついたことを!

結局、野口先生は上手いんだよ!経済って答えがないし、議論の余地が多岐にわたるから、その課題ならレポートの中身よりも、構成に重点置いて作れるから意外と作りやすい。」


シル

「ふ〜ん!!ありがとう!!早速取り掛かろうにーさん!!」


ソヨヒト

「、、、、?俺も手伝うの?」


シル

「私がこの世界の仕組みを理解してると?」


ソヨヒト

「、、、確かに、、、。」


シルは俺に近づき耳元で、、、。


シル

「頼りにしてますよ!ダーリン!!」


ソヨヒト

「君はどこでそんな言葉を、、、」


シル

「ふふふ!ヒミツ!!」


こうしてバイト後の、地獄の深夜宿題がスタートした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ