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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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シルとさおりの再協定

キノコクリームパスタを食べる俺をよそにに、シルとさおりが議論を交わしている。


さおり

「シルちゃんは普段ソヨヒトと、一緒にいれるんだから、私が休日1日含む週4日間!!」


シル

 「却下、一緒に暮らしてるのは結果であって、考慮する余地無し!!」


さおり

「それならこれでどう?私とシルちゃんは、共に休日含んだ週3日間で、1日はソヨヒトが選ぶって事で、、、?」


シル

「う〜んまぁそれなら〜」


ソヨヒト

「あの、、、その話なんだけど〜」


さおり

「ごめん今忙しいから〜」


シル

「にーさんは黙ってて!」



ソヨヒト

「はい、、、。」


俺はしょんぼりしながら黙々とパスタを食べる。


ソヨヒト

(俺はいつから、奴隷契約をしたんだろう?

そりゃ〜俺は優柔不断だよ!

お付き合いって言う、荷が重関係は嫌だし、この関係も俺の都合だから、ある程度は二人で決めだことに、従うつもりだけど、でも俺の自由が無い話し合いはね〜?

それはすげーやなんだけど、、、。)


ソヨヒト

「あのさ〜今決めてる話なんだけど、それって俺の自由をうばうって事だろ?それなら俺は誰とも恋人にならない!!そもそもそう言うのが嫌だから、誰ともお付き合いたくないんだけど、、、。」


シル

「違うよ〜」


さおり

「そうよ!」


ソヨヒト

「???」


さおり

「今決めてるのは、ソヨヒトとの交渉権の話!!そもそも、ソヨヒト自由を奪ったら、この関係は意味ないでしょ?」


ソヨヒト

「つまり、俺が二人同時に交渉されると困るから、あらかじめ擦り合わせんしているってことか、、、なんだ、、、良かった、、、。」


シル

「ちゃんと、にーさんのことは考えてるからね!!たとえ、にーさんが誰かとデートしてもね!」


ソヨヒト

「、、、、おっす、、、。」


さおり

「そう言うことだから、ごめんだけど、ソヨヒトはちょっと待ってて!!」


ソヨヒト

「了解!ゲームして、、、いや黙って二人の話聞いてます。はい、、、。」


二人は俺のゲームの言葉を聞いた瞬間に睨んできた、、、。


結局、俺との交渉は週3日間を各自で、

あくまでも交渉なので、俺に拒否権があるとか、ただし、俺からのお誘いはいいとのこと。

(卑猥な話じゃないよ!!)


基本は俺の意思を、尊重してくれるとのことなのでありがたい。



帰り道で気になることを尋ねた。


ソヨヒト

「例えば、連絡とか普段の学校生活はどうなるんだ?」


シル

「それは当然!!当番日以外の連絡は基本禁止!!あと、登下校もね!まぁ〜バイトの帰りはしょうがない?」


さおり

「、、、言いたいことはあるけど、、、しょうがないわね〜」


ソヨヒト

(なんか結局、シルの有利な展開なんだな〜

家族として接する時間も含めると、圧倒的にさおりに部が悪い、、、。)


ソヨヒト

「さおり、別に俺が暇な時ならLENEくらい返せるからな!でも、返信が遅いとかは」無しだぞ!!」


さおり

「ソヨヒト〜」


さおりは俺の腕に抱きつき、肩に頬を擦り付ける、、、。


ソヨヒト

(お前はネコか!!)


シル

「にーさんそれってズルくない?私にーさんとLENE出来ないのに、、、。」


シルは俺の腕に抱き、上目遣いで訴えてくる。


ソヨヒト

「そんなことないだろ〜シルは普段家では俺の部屋に入り浸ってるんだから、、、それにシルがLENEしたいなら、俺はいいけどね!!」


さおり

「やっぱり!!あんた交渉中に、一言もその話しなかったわよね!!」


シルはバツの悪さを感じて、よそ見をしながら吹けない口笛を吹く。


ソヨヒト

「まぁ〜俺の平穏な日常が壊れなければそれでよし!!万が一俺の平穏な日常が壊れるなら

その時は、この関係は終了だからな!!」


シル

「だってよ!さおねー!!気をつけてね!!」


ソヨヒト

「シル!お前もだよ!!」


シル

「え〜嫌だ!!認めない!!」


ソヨヒト

「それなら俺の平穏な日常を壊さないでくれ!」


シル

「う〜、、、やっぱり、、、さおねーのことほっとけば良かった、、、。」


さおり

「シルちゃんありがとうね!!」


シル

「にーさんにフラれたら、、、さおねーのせいだからね!そん時はご馳走奢ってよね!」


ソヨヒト

(シルってそう言うところ軽いよな、、、。)


さおり

「でも!曲がりなりにソヨヒトの恋人になれてよかった!!大好き!!」


そう言って、さおりは俺に抱きつく、、、俺もそれを受け入れる。

隣のシルは、、、。


シル

「まぁ〜今日はさおねーのご祝儀ってことで、、、。」


そう言って、さおりに祝福の言葉を伝えるが、、、シルさん?俺の足踏むのやめてもらえませんか?


そして、さおりは手を振って、


「バイバイ!!ソヨヒト、シルちゃん!!」


さおりはいつもの分かれ道で、帰路についた。


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