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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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恋人?

シルが頼んだ俺のチーズハンバーグセット(ミニカツ丼)と、ミックスフライ定食が届く。


「ご注文の品だニャ〜ン!!」


相変わらず可愛くないロボットだ!!


シルは当たり前の様に、俺の料理を自分の前に置き考えていた。


シル

「う〜ん、、、ハンバーグは一口でいいや!

ミニカツ丼は半分食べてあげるね!」


俺の隣に座るシルが笑顔で俺に言う。


ソヨヒト 

「、、、、ありがとう、、、。」


さおり

「、、、、ソヨヒト、わたしお腹空いたからそれ食べるよ!」


そう言って、さおりは俺にタブレットを渡す。


さおり

「それ戻しといて、、、あと、そのキノコクリームパスタ頼んだから!後で少しもらうね!」


そう言って俺の料理を持って行き、俺の様子を伺う。


ソヨヒト

(はは〜ん!!これはあれだ!!つまり、恋人とは名ばかりで、俺の実態はやはり下僕のなんだろうな〜)


ソヨヒト

「はは、、、了解、、、。」


そう言う俺を見てさおりは笑顔で、、、。


さおり

「、、、えっ!なにこれ!すごいねシルちゃん!!本当に文句一つ言わないで、言う事聞いてくれるんだ!!恋人最高!!」


と、テンション高めで喜んでいる、、、。


シル

「そうだよ!まぁ〜たまに冷たくなるけど、、、基本はすごく優しいよ!!

でも、さおねー!料理はわたしのだからね!」


さおり

「わかってるわよ!それ以外で甘えるからいいよ!!」


ソヨヒト

「あのさ〜二人ともちょっといいかな?俺らの関係って、人に話せない関係だろ?だから学校、バイトでは内緒にしたいんだけど、、、。」


シル

「以前と変わらないから別にいいけど?」


さおり

「まぁ〜わたしも、人に話せたもんじゃないと認識してるから!」


ソヨヒト

「だろ?だから、人前での発言と、行動に注意して欲しい、例えば、人前でイチャイチャしない、人前で恋人の様な発言をしないとか」


シル

「まぁ〜にーさんの部屋では、抱き合ってるけどね!」


シルはドヤ顔をしてさおりを見る。


さおり

「ちょっと!ソヨヒト詳しくその話聞こうかしら?」


ソヨヒト

「シル君?君はちょっとおしゃべりが過ぎますよ!!」


シルは知らんぷりして、吹けない口笛の真似をしている、、、。



さおり

「大体あなた達、いつから恋人になったの?」


シルは器用に、箸でトンカツをつまみ、口に入れて考えている、、、。


ソヨヒト

(異世界で箸使ってたのかな?)


シルはモグモグしながら、話そうとするのでそれを遮って俺が言う。


ソヨヒト

「日付は曖昧だけど、互いの認識としてゴールデンウィーク開け頃からだね。」


さおり

「あっ!それで、、、!」


ソヨヒト

「どうした?」


さおり

「やっとしっくりした、、、やっぱりソヨヒトって、良い男だね!」


ソヨヒト

「????」


さおり

「ほら!何度か二人で遊びに行こうって誘ったけど、結局、ソヨヒトがOKしてくれたのは、映画とモデルバイトだけだよ、両方シルちゃんが関係してる、、、。」


ソヨヒト

「あ〜それ、、、まぁ〜以前と同じで、さおりが人と付き合い出した時と、同じ感覚かな?その、、、シルに悪いと思って、、、。」


シル

「ねっ!にーさんクズだけど、マメなクズだからその辺は優しいって言ったでしょ?」


ソヨヒト

(なんだろう、、、今日はシルさんの当たりがやけにきつい、、、。)


シル

「まぁ、シラカワ先輩とはデートしたけどね。」


ソヨヒト

「それは、、、その、、、ごめんなさい。」


ソヨヒト

(なるほど当たりが強い理由はこれか、、、。)


さおりは俺とシルのやり取りを見て、


さおり

「そうね!割り切ると結構いいわねこの関係!」


ソヨヒト

(まぁ〜なに言われても、両手に華状態を受け入れた、立派のクズだからな〜俺、、、。)


さおり

「じゃ〜わたしからのデートのお誘いは?」


さおりは期待のこもった目で俺を見る。


ソヨヒト

「もちろん断りません、、、。」


さおり

「ふっふ〜ん!やった〜!!いつにしようかな?どこに行こうかな?」


さおりはすごい笑顔で喜んでいる。

俺もその笑顔が見れて嬉しい!!


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