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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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勘違い?、、、そして、、、

あれから数日が経ち、俺はいつもの様に放課後のバイトをしている、、、。


店は昔に比べて忙しく、本格的に次のバイトを考えないと、俺の素晴らしいスローライフに甚大な影響を及ぼす、、、。


ソヨヒト

「ハァ〜終わった、、、、マジなんてこんなに忙しい?」


シル

「にーさんおつ!!」


さおり

「ソヨヒトお疲れ様!」


ソヨヒト

「お疲れでございます」×2


シルとはあれから特に変化も無く、優柔不断な俺に文句を言うわけでもない、、、。


結局、なにも決められず、、、ただ時間を無駄消化している、、、。


俺はなにも変わらない、、、シルの気持ちに触れても、あの頃と変わらず逃げてばっかり、、、ほんと、、、、自分が嫌になる。


シルの優しさに甘えて、いつもと変わらない日々。


さおりが少しおとなしい〜なんでだろ?

今はさおりのことを考えてやれる余裕はないんだけど、、、。


ソヨヒト

「さおり、どうした?さいきん元気ない様に感じるけど?」


さおり

「うん、、、色々あって、、、。

あ〜もう〜やめやめ!!、、、ちょっと、ソヨヒトとシルちゃんこの後時間ちょうだい!!」



そう言って、バイト後、さおりに近くのファミレスに連行された。



シル

「う〜ん、、、にーさんはチーズハンバーグにミニとんかつ丼セットね、私は〜、、、やっぱミックスフライ定食!!」


俺はメニュー表すら見る権限をも与えず、シルは自分が食べたい一口を選んでいる。


さおり

「やっぱおかしい〜!!」


ソヨヒト

(そうだよな!こんなの間違ってるよな!!)


さおり

「あんたら、、、私に隠し事してる?」


さおりはメニューを見なる事なく、俺とシルのやり取りを見て言う。


ソヨヒト

「どうした?なんのことだ?」


さおり

「シルちゃん?お父さんの名前なんて言うの?」


シル

「えっ!、、、ソイ、、、だけど?」


さおり

「、、、そう?じゃ〜質問を変えるね、お義父さんっているの?」


シル

「、、、うん、ノリヒト、、、さん」


さおり

「ソヨヒト!!お父さんは、なんて名前だっけ?」


ソヨヒト

「たぶん、、、多田野 典人だけど、、、。」


さおり

「じゃ〜これが、どう言う事か説明して?」


ソヨヒト

「、、、シルがそう呼んでるだけ?」


さおり

「、、、えっ?そうなの?シルちゃん?」


シル

「うん、、、ソイお父さんは私が生まれてすぐ間に事故死してる、、、だから、ノリヒトさんに、お父さん像を重ねてそう呼んでるだけ、、、。」


さおり

「、、、どういう事?」


ソヨヒト

「いや、、、むしろこっちが聞きたいんだけど、、、?なんのことだ?」


さおり

「シルちゃんのお母さんとソヨヒトのお父さんは、、、出来てるの?」


ソヨヒト

「、、、親族?、、、だけど、、、?」


さおり

「、、、そうよね!ヤダ〜私って、、、なに勘違いしていたのかしら!! てっきり、ソヨヒトの家族は一夫多妻だと思った、、、、。」


ソヨヒト

「お前、、、なに言ってるの?」


ソヨヒト

(ごめんなさい、、、実はそうです、、、。)


さおり

「もしかしたら、ソヨヒトもお父さんを真似て、一夫多妻を狙って、私との関係をうやむやに、、、だった、そうでしょ?、、、白川先輩はどうなのよ?」


ソヨヒト

「どうって、、、言われても先輩ですが?」



さおり

「、、、あたま痛くなってくる、、、そんな問答をしてるんじゃないの?」


ソヨヒト

「わかったよはっきり言うよ!仮に誰かと付き合っとしてもシルとさおり以外に興味もない!!」


シル

「まぁ〜私とにーさんは恋人だけどねぇ〜」


さおり

「、、、、」


ソヨヒト

(お前〜ここでバラすかぁ〜)


シル

「さおねー別に良いじゃん!!にーさんが誰を好きになろうと!!さおねーも私みたいに恋人になれば?」


ソヨヒト

「あの〜シルさん?なに言ってるのかな?」


シル

「まぁにーさんは今は黙ってて!!」


ソヨヒト

「、、、、」


シル

「さおねー私よりにーさんと付き合い長いんでしょ?だったわかるんじゃない?にーさんのクズっぷり!!」


ソヨヒト

「、、、、」


さおり

「、、、すごいこと言うね、、、。」


シル

「でも、そのクズ好きなんでしょ?いらないなら遠慮なく私がもらうしけど、、、まぁどの道私のだけど、、、。」


さおりは考え込んでいる、、、。


シル

「諦めきれないんでしょ?なら開き直って、私みたいに恋人として、振る舞ってもらって大事にしてもらえば?例えば、私はにーさんのご飯をもらってるし!!」


さおり

「、、、それってどう言う定義なの?」


シル

「う〜ん本来なら、正式にお付き合いをして恋人になるんだけど、この人はそれを嫌がるでしょ?、、、昔お母さん、、、あっソヨヒトのお母さんね!お義父さんんと付き合う前に、友達以上恋人未満の関係になって、お義父さんを落としたって話を聞いて、閃いたの、、、。」


ソヨヒト

(なんだその話、、、初めて聞いた、、、。)


シル

「つまり、友達より上だから、友達なら出来ない事が出来る、、、その代わり、彼女じゃ無いだから浮気をされても文句を言えない、、、。

でも、友達以上だから、恋人になったの、、、ただし、正式の宣言じゃないから、多少の浮気を許す、、、?そんな感じ?

まぁ、友達より上の立場、、、かなぁ?」


ソヨヒト

(う〜んシルの説明が理解出来ない、、、

つまり、友達以上の恋人だけど、彼女ではない?そう言う事か?感覚的な世界だな、、、。)


さおり

「言葉では理解出来ないけど、、、感覚としてなら?」


ソヨヒト

(いや、異世界人の感覚を無理に理解しなくても、、、。)


さおり

「振られるなら、割り切って関係を維持する、、、その代わり、たっぷりわがままを聞いてもらう、、、そう言う事?」


シル

「まぁ!そう言う事!幸いにーさんクズだけど、マメなクズだからその辺は優しいよ!!」


さおりは腕を組んで真剣に考えてる。


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