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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
172/534

甘い玉子焼きはデザートです

ソヨヒト

「いえ、、、美味しく頂いたました!」


少し、声のトーンを下げて話す。


シラカワ先輩

「そうですか良かった、お口に合わないのかと、、、あの〜この後なんですが、、、。」


ソヨヒト

「あ〜場所変えて、もう少し一緒にいたいかなぁ〜?、、、ちょっとここは落ち着かないので、出ませんか?」


シラカワ

「そうですね、緊張のせいでしょうね、声のトーンが、、、でも一緒にいたいなんて嬉しいですわ!!でわ、出ましょう!!」


シラカワ先輩は、店員に合図をして席を立つ。


シラカワ先輩

「ご馳走様でした。とても美味しかったです。またきますね♪」


そう言ってお会計をした様子もなく出て行った、、、。


ソヨヒト

(事前精算でもしたのかなぁ?)


外に出ると梅雨時期には貴重な、雨上がりのお日様が出ていた。


ソヨヒト

「シラカワ先輩、このまま日比谷公園まで歩きませんか?」


シラカワ先輩

「そうですね!雨上がりのお散歩、、、なんかロマンチックですわね!」


ソヨヒト

(感受性の高い人なんだな〜)



その頃お店では、、、。


シル

「さおねー、隣の人、、、にーさんだったね、、、。」


シルはそう言いながら、15貫目のいくらを口に運ぶ。


さおり

「えっ!!そうだったの?はやく追いかけないと、、、。」


シル

「大丈夫だよさおねー、雨止んでるから、にーさん絶対散歩するよ、、、多分日比谷公園まで、、、。」


さおり

「、、、そうね、ソヨヒト歩くの好きだもんね、、、ここなら確かに日比谷公園に向かいそう、、、でもなんで雨止んでるの知ってるの?」


シルはさおりに自分のスマホを指を指し、

そして16貫目と17貫目をいくらを交互に口に運びながら、意識を耳に集中させている。


シル

(これ以上離れると、きついかな?)


さおり

「なるほどスマホで雨雲レーダー見たのね。」


シル

「さおねー、そろそろ追いかける?」


さおり

「そうね!、、、ってあなた本当にいくらだけ18貫も、、、。」


シルは18貫目のいくらを口に運びながら、

お茶にも手を伸ばし、、、。


シル

「ふぅ〜美味しかった!!ご馳走様!!」


さおり

「でも、本当にこのお店シルちゃん馴染みなのね、、、シルちゃんが注文しなくても、どんどんいくらが出て来たものね〜」


シル

「うん、私このお店でいくらしか食べない、、、たまに玉子焼き、、、でもあれは甘いからデザート?」


お会計が軽く3万を越えて、引き攣るさおり、、、ルンルン気分でカードでお会計をするシル♪


店員

「シル様ご利用頂き、ありがとうございました。

ノリヒト様によろしくお伝え下さい」


シル

「たいしょうご馳走様!!また来ます♪」


お店を出た後、さおりがシルに質問をする。


さおり

「シルちゃん、あの店員さんが大将なの?」


シル

「うん、いつもお義父さんがそう呼んでるよ、ところでさおねー、たいしょうってなに?」


さおり

「、、、お店の店主のことよ。」


シル

「ふ〜ん、、、。」


さおり

(店主さん、ノリヒト様って、、、確かソヨヒト君のお父さんよね?シルちゃんのお父さん?どう言うこと?)


シル

「ほら〜さおねー行くよ〜!!」


シルはさおりに催促して、ソヨヒトの声を追った。







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