ミッション:インポッシブル①
ソヨヒト
(よし!尾行はされてないな、、、。)
ソヨヒトはあからさまな、不審者のがするサングラス、帽子、マスクを装着して周囲を警戒しながら、待ち合わせの場所で彼女を待つ。
数日前
シラカワ先輩
「こんにちわ、タダノくん!!今日はあらためてデートのお誘いに来ました。」
ソヨヒト
「こんにちわ、シラカワ先輩、デートのお誘いですか、、、。」
シラカワ先輩
「はい!先日は舞い上がってしまい、朝からご迷惑をお掛けしました。
ご友人のシルさんもいらしたのに、、、その後、ちょっとしたいざこざに、なったとか、、、。」
ソヨヒト
「あはは、、、まぁ〜、、、。」
シラカワ先輩
「前回の反省も踏まえて、今日はタダノ君がお一人のところで、声を掛けさて頂きました。
タダノ君!!私とデートして下さい!!」
ソヨヒト
(コレって、、、お礼の食事だったよな?
男女二人で出かける=デートと捉える風潮もあるから、、、まぁ表現としてはグレーなのか、、、。)
ソヨヒト
「そうですね!せっかく先輩と、お知り合いになったのですから、ご友好を深めるには良いかもしれませんね!」
シラカワ先輩
「まぁ〜嬉しいですわ!、、、ご愛情を深めたいなんて、、、。」
ソヨヒト
「、、、、」
ソヨヒト
(、、、シラカワ先輩ってやばい人?、、、ご、しか合って無いぞ、、、。)
ソヨヒト
「あはは、シラカワ先輩も、ご冗談を言うのですね!、、、ご、!しか合ってませんよ!!
ご友好です!ご友好!!」
シラカワ先輩
「、、、オホホ、、、私とした事が、、、
つい、、、聞き間違いを致しました。」
ソヨヒト
(うん!これは確信犯だな!!この人は気おつけないと、変な事を言って、勘違いされると困るな、、、。)
シラカワ先輩
「でも!申し入れをお受けて頂きありがとうございます!!、早速今週末あたりに、、、詳細はLENEで、、、。」
そう言ってシラカワ先輩は、笑顔で自分のスマホを差し出しだす。
ソヨヒト
(大丈夫かなぁ、、、なんかやばそうな、、、。)
そうもいながらも、この流れでLENE交換しないのは、、、なんか上手くやられた、、、。
そう思いながらもLENE交換をして、、、。
シラカワ先輩
「うふふ、、、!それでは、長居をすると、先日の身の前になりますわね、でわ、、、今夜!!」
そう言って、シラカワ先輩は去っていった。
そしてその夜から、怒涛のLENE責めを受けた、、、。
趣味、好きなこと、将来の夢、好きな人、好きな科目、好きな料理、交友関係、結婚感、理想の家族関係、将来の子供の数?、理想のマイホーム?、老後の二人の生活?、、まぁ〜気のせいだと思うのだが、、、途中から結婚前提のやり取りになっていたような、、、。
当然、シルは俺がスマホを、コソコソいじっているのに、気づいているが、何も言ってこない、、、?
まぁ〜そんなこんなで、本日雨の中のデート日和となる、、、、梅雨だもんね!
シラカワ先輩
「ソヨヒト君!お待たせ!」
平然と雨の中10分も遅刻して来るシラカワ先輩、、、。