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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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ローネとシルのお誕生日を決める会!!

その日の夜、、、。


オトンが上機嫌だ。


オトンのご希望通りの、お誕生日会が開催された。


サプライズ予定だったのだが、オトンをお祝いしたくてしょうがなかった、オカンが我慢できずに、昼間バラしたらしい、、、どんだけオトン大好きなんだよ〜!!(笑)


びっくりしたのが、オカンとローネさんが、二人で選んだプレゼントを貰って、上機嫌で大はしゃぎだったオトンが、シルから貰ったプレゼントに、涙を流していた、、、。


理由を聞いたが、


オトン

「わからない、でもなんか感情が溢れて嬉しかった、、、感動した、、、。」


と、どんだけ五姉妹好きなんだよ!!

そんなオトンの姿が、嬉しかったのだろう、、、。シルももらい泣きしていた、、、。


ちなみに俺は有言実行!!


汚い箱に庭の石を入れて、隕石と言い張って渡した、、、当然その場で投げ捨てられ、、、

みんなが大爆笑した後、シルと買い物時に、たまたま見かけた、扇子をプレゼントした、和服が好きなオトンには、丁度良いと思ったから、安かったしね!!


さすがに俺のプレゼントには涙を流さなかった、、、二つもあげたのに、、、。


その後、ローネさんから、エルフのお祝いの風習の話を聞いた。


エルフの民は、悠久の時を生きるため、人族に換算すると、10年が1年となる。

それもあってか、お誕生日という概念がない、その代わり、約10年単位で、 生きれた  事をお祝いをする。


それも村人全員で、約10年の区切りの人を一斉にお祝いするとのこと、つまり、ローネさんとシルはそれぞれ36回、15回その行事を行ったから、36歳と15歳となるそうだ、、、。


奇しくも、そのお祭りの日が、俺の誕生日、

5月5日だった事もあり、シルもローネさんも、俺個人のお誕生日の意味を、理解していなかったそうだ。


そんな事を聞いていて、


ソヨヒト

「そうだ!シルとローネさんのお誕生日決めないと!!」


シル

「そうだね!ケーキだ!!」


ローネ

「そうね!ケーキ食べれるんですものね!!」


ソヨヒト

(この二人は、、、ちなみにシルはしっかり、俺のケーキを、一口と称してガッツリ持っていき、ローネさんもオトンから分けて貰っていた、、、オカンは、食べきれなかったケーキを、オトンあ〜んしていた。)


オトン

「二人は希望の日はある?」


シル

「ないよ〜」


ローネ

「コレと言って浮かびませんね、、、そうだ、、、確か、、私は3月21日が良いですわね!!」


それを聞いて、オトンはわかったようだけど、なにも言わない、、、。


ソヨヒト

「その日になんか特別の、思入れがあるんですか?」


ローネ

「フフフッ、、、ごめんなさい、、、秘密です。」


それを聞いたシルが、


シル

「それなら私は、8月29日が良い!!」


ソヨヒト

(8月29日?、、、それって俺とシルが初めて会った日、、、BBQの日だ、、、って事は、ローネさんの日も、、、?)


オカン

「そう!二人が決めたんだから、そうしましょ!!、ローネ、、、お祝い来年になるけど、、、って、わかってて、決めたのよね、、、。」


ローネ

「ごめんなさいね!サチ、、、。」


オカン

「別に構わないわよ!!」


ソヨヒト

(オカンとローネさんの、やり取りから考えると、、、やはり、、、おそらくオトンとローネさんが、初めて会った日なんだろうな、、、。)


そんなこんなで、ワイワイガヤガヤのオトンの誕生日会は幕を下ろした。


風呂に入って自室に戻ると、当たり前のようにシルがベットでスマホをいじっていた。


いつものように俺がベットに座ると、直ぐにシルが背中に抱きつき、、、。


シル

「にーさんの時、ちゃんと理解してなかったから、、、あげられなくてごめんなさい、、、。」


ソヨヒト

(シルは俺の誕生日を気にしてるのか、、、)


ソヨヒト

「そんな事を気にしなくて良いよ!むしろ俺はシルの誕生日が、楽しみだよ!!」


シル

「にーさん来年はちゃんと、お祝いするね!!」


ソヨヒト

(いやいや〜むしろいつもご褒美ありがとうございます。)


ソヨヒト

「ありがとうね!シル」


シルは余程嬉しかったのか、俺の背かに抱きつきながら、ぴょんぴょん跳ねていた。


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