新たなる刺客
そんな事がありましたとさ、めでたしめでたし!!
、、、とはならず、今朝のシルと登校中に、、、。
???
「ソヨヒト君!!」
振り返ると、なんかよく知らない、金髪美女に声をかけられ、、、。
ソヨヒト
「おはようございます、、、失礼どこかでお会いしましたか?」
金髪美女
「そうですよね、まだ自己紹介もしてませんね、私3年生のシラカワ シズクと申します。」
ソヨヒト
(あ、、、だれ?)
シル
「にーさん知ってる?、、、。」
シルは俺の顔を覗きながら、小声で聞いてきたが、、、、俺の表情で察してくれた。
ソヨヒト
「そうですか、先輩!!俺は多田野 梵人、彼女は、、、シル T ミネフト、、、同じバイトの仲間です!!、、、それでわ!」
そう言って立ち去ろうとするが、腕を掴まれて、、、。
シラカワ先輩
「先月はありがとうございました。
とても、助かりました。
そのお礼に、お食事でもご馳走させて下さい。」
ソヨヒト
(ははん〜コレはあれだ、、、揉め事のにおいがする、、、まだ顔を見てないが、シルは俺を睨んでるぞ!!)
恐る恐るシルさんのお顔を見ると、、、。
あら、そんなに睨んじゃって!!せっかくの学校一の美少女が台無しですよ!!
ソヨヒト
「大変申し訳ありません。誰かと勘違いされてませんか?」
シラカワ先輩
「間違ってませんよ!ソヨヒト君が私を暴漢から救って、警察に突き出してくれました!!」
ソヨヒト
(先月、、、暴漢、、、警察、、、???)
そう考えながら、シルと目が合う、、、!!
ソヨヒト
シル
「あっ!!あの時の!!」
シラカワ先輩
「やっとわかってもらえました?その節はお世話になりました。」
そう言って、金髪美女は深々と頭を下げた。
シラカワ先輩
「それで、近々デー、お礼のお食事を、、、。」
ソヨヒト
(ははん〜コレはあれだ、、、ナンパだ!!なぜそう思うかって?フッ!!そんなの隣で、すげ〜睨んでるシルたんを、見れば、、、、。
でも、この人も美人だなぁ〜)
そんな事を思っていたせいだろう、、、
あのシル様、、、さりげなく足、、、踏まないで、、、。
ソヨヒト
「大変恐縮なのですが、今はちょっと立て込んでまして、、、、また後日お誘いをください」
シラカワ先輩
「そうですか、、、そうですね、、、突然こんな朝早く、、、では明日のお昼にまたお伺いいたします。」
そう言って行ってしまった、、、。
後に残ったのは、頬をプクって膨らませて、
俺の足を踏み、グリグリしてるかわいいエルフのご褒美だった。
ソヨヒト
(だから、そんな事すると変な癖似目覚めちゃいますよ!!)