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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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世紀末覇者?

朝からオトンが意気消沈している、、、、。


オカンはいつもの様に、ゆっくりとご飯を食べ、ローネさんと、シルは食後の緑茶を嗜んでいる。


ソヨヒト

(、、、この2人本当にエルフ?)


そんな中、静かに朝ごはんを食べるオトン。


みんな異変に気が尽きてるが、あえて誰も触れない、、、いや正確には、オトンは普通の人になっただけ、けれど、オトンが普通=異常との方程式が成立するのが、多田野家の常識である。


ソヨヒト

(ちょっと可哀想だから、話しかけてやるか、、、。)


ソヨヒト

「オトン!今日は何してるの?」


一瞬、今日の言葉に反応して笑顔になるが、その後の言葉が、オトンの求めてる言葉じゃ無かったせいか、、、、。


オトン

「今日は知り合いの論文の確認と、植木の柴刈り、、、です。」


ソヨヒト

「、、、、?良かった!今日のオトンはそこまで変じゃ無かった。


ちゃんと植木の柴刈りと、意味不明こと言ってる一安心だ!!」


ちなみに、しばかりとは、柴と芝に分かれる。


日本昔話の、お爺さんがしばかりは、柴かりの事、小枝や小木を拾うこと、芝刈りは主に、雑草を刈ることになる。

つまりオトンの言っている、植木と柴刈りは、なんの関係性も無い、、、!!

結果、オトンは正常と判断出来る。


シルと登校もすっかり慣れて、周りのやっかみも鎮静化してきている?


まぁ〜相変わらず、美女2人をはべらかしてるクズ野郎の称号は、ほしいままになっているが、、、。


ふっ!モテん男の人やっかみなど、気にもしない!!


そんな事を思っている時期もありましま〜


???

「それ?多田野君!!どういう事ですか?」


ソヨヒト

「いや、、、それには、、、!」


???

「言い訳なんか聞きたくありません!!」


ソヨヒト

「その、、、なんかすいません、、、。」


事の発端は、先月シルとの学校帰りに、、、。


シル

「なんかあそこに、困ってそうな人いるよ」


ソヨヒト

(なんだ?ナンパか?う〜んこっちはシルも居るし、、、同じ学校の女子かぁ〜よし!ほっとこう!!)


ソヨヒト

「シルあれはナンパだな!人の恋路を邪魔すると、恨まれるからそーっとしておこう!!」


シル

「でもすごい困ってそうだよ、、、」


ソヨヒト

(はぁ〜どうしよう〜ほら、シルが見てるから、こっちに助け求めに〜)


ソヨヒト

「どうしました?」


清楚な女子

「助けて下さい、、、この人ひつこくて、、、。」


チンピラ

「おうおう!にーちゃんやんのか?

随分かわいいねーちゃん連れてるな!

こっちよよこせ!!」


ソヨヒト

(なんだこの世紀末ザコキャラは、、、早く来て、、、ケーーーン!!)


ソヨヒト

「あの〜言いにくいんですが、、、後ろ、、、お巡りさんいますよ、、、!!」


世紀末ザコキャラ

「テメ〜舐めてるのか?そんなも、、、。」


お巡りさん

「君何してるのかな?」


世紀末ザコキャラ

「げっ!!」


ソヨヒト

「じゃ〜僕はこれで、、、。」


お巡りさん

「ごめんね!君もちょっと話を聴かせて」


ソヨヒト

「、、、、はぁ〜それなら、僕だけで良いですか?そこの2人はただの通りすがりなので、、、。」


そう言って、シルと清楚な女子指差し

2人は無関係と主張した。


世紀末ザコキャラも、バツが悪くなるので黙認する。


こうして、またまた互いの肩がぶつかった程度の、少々のいざこざだったと、お巡りさんに事情を説明して終わった。


世紀末ザコキャラは、その後、めちゃくちゃお詫びとお礼をしていた。


ソヨヒト

(どうせなら、、、覚えてろよ〜ちきしょ〜!!、、、って名台詞が聞きたかった。)


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