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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
164/540

プレゼント決定!

アニメイトの中を色々探したが、決め手となる物が無かった。


シル

「可愛いのはいっぱい、あるんだけどね〜

プレゼントとしては、どうなんだろう?」


ソヨヒト

「確かにアクリルスタンドを、5姉妹分買うと、結構な金額いきそうだな〜」


シル

「せめて推しがわかれば、アクスタも選びやすいのにね〜」


ソヨヒト

(おい!異世界義妹よ!!なぜ専門用語を知っている、、、?

あるんか?、あるんか?異世界にもアニメイトあるんか、、、?)


ソヨヒト

「すごいね〜シル専門用語も知ってるんだね!」


シル

「うん!お義父さんが、この世界では必須だからって、お母さんとお勉強した〜」


ソヨヒト

(オトン!!あんたって人は、、、素敵!!)


やばいぞ!うちの義妹は、


青目金髪ロングエルフオタ属性


という新たなる属性を確立してしまった。


俺は今歴史の転換点を目撃して〜、、、。


シル

「ちょと、、、にーさん聴いてる?」


ソヨヒト

「あっごめん考えごとしてた、、、。」


ソヨヒト

(アホな事考えてたなんていえません!)


シル

「もう〜それで、どうしよう〜なんかないかなぁ〜?、、、お義父さん、おもちゃ好きだから、ボートゲームとかどうだろ〜?」


シルの元気が無くなって来た。



ソヨヒト

「ボートゲーム〜?、、、あっ!あった!

ちょっと待って、、、。」


俺はスマホで調べる、、、!やった!!


ソヨヒト

「シル、オトンのカード持ってる?」


シル

「持ってるよ、いつでも欲しい物があったら、買って良いって言われてる、、、。」


ソヨヒト

(なんだこの差は、、、あいつ美人に弱いんだな!!、、、まぁ〜わからんでもないが)


ソヨヒト

「ちょっと反則的な技になるけど、まぁ〜オトンのためだし、あのね、五姉妹のゲームが出てるんだよ、それネット調べると、ダウンロード版なら安く買える、だからゲーム機本体は、オトンのカードで買って、その中にダウンロードゲーム入れてプレゼントしたら?」


シル

「そんな事して良いのかなぁ〜」


ソヨヒト

「まぁ〜本来ならね!でも、オトン金持ちだし、この事を話さないで、シルがゲーム欲しいって言って買っといて、それをプレゼントしても、オトンの事だから喜ぶよ!」


シル

「、、、、わかった、、、とりあえず聴いてみる。」


シルはスマホでオトンとやり取りをする。


シル

「好きなだけ買って良いって!」


ソヨヒト

「マジで、、、あのシル様、、、。」


シル

「だめです、、、私も興味あるけど、、、買うのはお義父さんの分だけ!!」


ソヨヒト

「、、、ですよね」


シル

「じゃ〜ゲームコーナー行ってみよう」


こころなしか、少し元気になった様にも感

じる。


シル

「にーさん?ゲーム機これ?すごい!綺麗な色いっぱい!!どれがいいかなぁ〜?」


ソヨヒト

「シルが決めればいいんじゃ無いか?どの色もきっと喜ぶよ!!」


シル

「この桜色は?かわいい!!」


ソヨヒト

「あ〜それでいいんじゃ無いか?」


シル

「、、、、、」


ソヨヒト

「どうした?」


シル

「私も次のバイト代で買おうかなぁ?」


ソヨヒト

「シルは偉いな!オトンのカードあるのに!!」


シル

「なんか、、、にーさんに悪いから〜」


ソヨヒト

「ふふふ、、、ありがとシル、、、でも、俺の事は気にするな!!元々、俺自身が甘えて上手じゃ無いんだよ〜その、、、なんだ、対抗心ってやつかなぁ?ほら、オトンって苦学生だったろ、、、?だから、なんか負けたくなくてね、、、それで、なるべく自分で、、、ね!」


ソヨヒト

(今まで、誰にも言ってこなかった本心、、、初めて話したかも、、、。)


シル

「フフフッ、、、なんかそう言うところ、にーさんぽくて好き、、、。」


ソヨヒト

「あはは、自分で言って恥ずかしくなった、、、さぁ〜それ買ったら!次はソフト!!つまりプリペイドカードを買うぞ!!」


恥ずかしさを誤魔化す為に、話を変えた。


無事にプレゼントも決まり、ゲーム機のセッティング、ソフトのダウンロード等を、行っていたらすっかり遅くなったが、家の前まで来た時に、シルから質問される。


シル

「すっかり遅くなっちゃったね!ところで、にーさん何プレゼントするの?」


俺は庭の見ながら、、、。


ソヨヒト

「あ〜庭に落ちてる石でも拾って、プレゼントしようかなぁ?」


シルも庭を見ながら、、、。


シル

「プレゼントってそんなのでもいいの?」


ソヨヒト

「まぁ〜オトンだからいいんじゃない?」


シル

「またふざけて、、、」


玄関を開けながら、、、。


ソヨヒト

「あら?シルちゃん、そんなプンプンしてると、せっかくのかわいいお顔が、台無しですよ〜」


シル

「ちょっと!!にーさんからかわないで!!」


あら?さっきは散々俺を、からかったのに、、、なんて理不尽?お腹空いてるのかしら?


ソヨヒト

「ただいま、、、ごめんって、ごめん」


シル

「もう〜にーさんそう言うところだよ、

全く、、、ただいま。」


俺は理不尽にも、玄関先でシルに怒られた。


その後の夕食も、おねだりという大義名分で、賠償として、シルにトンカツを献上する事に、、、。


俺はただただ苦笑いした、、、。


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