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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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モデルアルバイト⑤

ビバ〜焼肉!!って俺じゃないよ!

俺の隣のシルちゃんの目がそう言ってるのよ!


店に入るなり、、、。


シル

「にーさんたっぷり焼いてね!!私が頑張って食べるから!」


だそうです、、、。


まぁ〜いつもの事だから、食い放題だし、焼き係でもいいけど、、、。

 

それにしても、今泣いた鳥がもう笑うとは、この事、、、。



あ〜認めるよ!帰ろうしたら、泣きながら止められた事が、嬉しかったよ!シルには悪いけど、可愛かったよ、愛しくなったよ、俺は性格悪いよ!


そんなわけでお詫びに、焼肉奉行頑張る、所存でござる。


ソヨヒト

「よし!たっぷり焼いてやるから、どんどん食べろ〜二人とも!」


シル

「うん!ありがとうにーさん!」


さおり

「無理しなくて良いよ!わたしも焼くから」



そう言いながら、二人は笑顔で食べている。

俺はその笑顔を頂く!!



これはお詫びとお礼でござる。

なんのお礼かを聞くのは無粋でござる。

人生山あり!谷あり!


ソヨヒト

「シル、そういえば、朝はさおりのこと、さん付けだったな、、、?」


ふと疑問に思っていた事を聞く。


シル

「うぉん、、、みもぐんないはら、、」


ゴクン!!


シル

「みんなが居たから、いつもの喋り方やめた」



お前は、、、いつも言ってるだろ!食べるか、しゃべるかどっちかにしなさいと!!心の中で、、、。


ソヨヒト

「へぇ〜えらいな!ちゃんと空気読んでの行動か〜!」


俺が素直に褒めると、


シル

「ニヘェへへ〜」

 

変な笑い声で、かわいい笑顔で笑う。

本当シルの笑顔は良い!マジ天使〜!


おい!向かいの人!そんな顔で俺を見るな!

しょうがないだろ!顔が緩くなるのは〜

君だって、子猫見たらそうなるだろ!!それとおんなじなんだよ!!


ソヨヒト

「さおり、次何食べたい?リクエストあるなら焼くぞ!!」


ほら!ちゃんと君のことも見てますよ!

義妹だけじゃないぞ!!俺は心が広いんだ!!


さおり

「良いよ!私も焼くからソヨヒトも食べて!」


ソヨヒト

(なんだ、、、しおらしいな〜)


ソヨヒト

「ありがとうさおり、じゃ〜ちょっとお願い」


そう言って、取り皿にいっぱいになってしまった肉をつまむ、、、うまい!


シル

「じゃ〜これ冷めちゃてるから、私が食べてあげるね!さおねー焼き立てにーさんに食べさせてあげて!!」


う〜ん、、、これは難しい判断だ、、、

今のシルの行動は俺を思っての事か、ただ焼けるのが我慢出来なくて、俺から奪ったのか、、、?

、、、やっぱり略奪かなぁ?冷めた肉、すげー幸せそうな顔で食べてるし〜流石シルさんですな!!


みんなでワイワイガヤガヤ美味しく楽しみました!ご馳走様でした。


印象的エピソードどして、石焼ビビンバをおかわりしているシルを見るさおりの顔が、、、ふふふ!わかるぞ、わかるぞさおり!!

シルの胃袋は4次元ポ◯ットなんだ、、、、!!


でも、不思議なのは野菜嫌いのシルが石焼ビビンバは食べるんだよね〜!

よし!これも多田野家七不思議に認定だ!!




おまけ


次の日の朝、、、。


ソヨヒト

「シル、オトンが明日の夕飯家焼きしようって、言ってたけど、なんで無言だったの?」


お肉大好きっ子が、沈黙をしていたので、気になり尋ねる、、、。


シル

「ふふふ!にーさん甘いよ〜私はもう〜ホットプレートで焼く焼き肉では、満足出来ないのですよ〜!今度お父さんにロースター買ってもらおう、、、でも七輪も捨てがたい、、、。」


ソヨヒト

(、、、、この子って、今年からこっちの世界で暮らしてるエルフだよねぇ〜?)


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