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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
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多田野家の日常①

オトン

「シルが入学してから五日目の朝♪本日は花の金曜日♪明日はお休み〜♪」


毎日が休日のオトンは、朝からテンション高く歌っている、、、。


ソヨヒト

(マジうざ、、、。)


シル

「もぉ〜お義父さん、変な歌に私を入れないで!〜はい! お味噌汁」


シルは照れながらもニコニコしてる。


ソヨヒト

(あいつ女受け良いんだよなぁ〜)



ローネ

「あら〜シル、せっかくノリヒトさんが歌作ってくれてるのに〜」


と、基本オトンを全肯定するローネさんも、お味噌汁を配る。


ソヨヒト

(ローネさんもニコニコですな!)


シル

「え〜だってはずいじゃん〜」


そう言いながらも、ニコニコのシルは、みんなの箸を配り始める。


ソヨヒト

(俺にそんな顔見せてくれないけどねぇ〜)


オカン

「はい、はい、みんな揃った?ご飯冷めちゃいますよぉ〜」


オカンが台所から全員分の、ご飯をお盆に持ってやってくる。


多田野家は純和風の生活様式、これはオトンが決めた事、ゆえに家、家具、食事に至って、基本的に和をスタイル、オトンいわく。


オトン

「だってぇ〜洋風は苦手なんだも〜ん」


ソヨヒト

(それで良く異世界とかほざいてたな!)


江戸間8畳の真ん中に置かれたテーブルに5人が座ると、


オトン

「それでわ、手を合わせて!頂きます!」


「頂きます」×4


オトンの掛け声ので、みんなで頂きますの挨拶をする。


オカン

「今日のおかず、シルちゃんが手伝ってくれたのよぉ〜どう?おとーさん?」


なにかとオトンにかまってちゃんのオカン


オトン

「くぅ〜そりゃ〜うめぇ〜わけだぁ〜」


てやんでぇ〜スタイルで、おかずには手をつけないで、ひたすら納豆ご飯をかっこむオトン。


ソヨヒト

「、、、、」


ローネ

「フフ、、それノリヒトさんの新作?面白い〜!」


基本オトンの話す事を面白いギャグと捉えがちの、真面目なローネさん。


シル

「も〜お義父さんったら!私は納豆は作って無いよ〜」


オトンのギャグをちゃんと理解して突っ込むシル。


ソヨヒト

(やるな、、、このエルフ、、、。)


オカン

「でも、ネギはシルちゃんが切ってくれたのよ〜美味しいでしょ?」


オトンに絡みたいために、ただ切ったネギが美味いとほざくオカン


ソヨヒト

「、、、、」


オトン

「あたぼうよ〜こちとら江戸っ子だってね〜」


オトンの今日のマイブームは、てやんでぇ〜のようだ。


ソヨヒト

「オトン、その口調恥ずかしいからやめなぁ〜オトンの事だから、その内テーブルひっくり返しそうで怖いよ」


ふと、思いついた事を適当に話したら。


オトン

「おっ、、、おめぇ〜天才かぁ〜!」


口をアワアワ振るわせながらマジな顔で俺を見るオトン、、、。


ソヨヒト

「、、、、」


オカン

「おとーさん本当にやったらゲンコツだよ〜わかってる?」


危険を察知してオトンに釘を刺すオカン。


流石にちゃぶ台返しを知らなく、ポカーンと、しているエルフのローネさんとシル。


ソヨヒト

(誰か〜ちゃんと説明してあげて〜)


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