オトンの誕生日、、、前夜④
ガチャン、、、
「ただいま、、、ごめんって、ごめん」
「もう〜にーさんそう言うところだよ、
全く、、、ただいま。」
ソヨヒトが玄関先でシルに怒られている。
「お帰りなさい二人とも、、、シルどうしたのですか?、、、こんなに遅くまで連絡も無く、、、。」
ローネが玄関まで迎えに来てシルに質問をする。
「あれ?にーさんから連絡届いて無かった?」
シルがソヨヒトの顔を見る、、、。
「オトンにちゃんと送ったぞ!」
そう言ってソヨヒトはスマホのLENE
を見せる。
ソヨヒトは、そのまま居間に行き、
「ただいま、、、オトンLENEみた?」
「LENE?あ〜真っ直ぐに引くやつな!」
「それ線な!」
「あ〜最近体がたるんで、、、。」
「それボディライン」
「あ〜テストのノルマね!」
「それ合格ライン」
「あ〜昔工場のバイトで、、、。」
「生産ライン、、、っていつまでボケる!!
あと、満足そうな顔するな!」
オトンは着物の袂を探す、、、そしてオカンの顔見る、、、。
「私は知りませんよ、、、。」
今度はローネさんを見る、、、。
「さぁ〜ノリヒトさんが、スマホをいじってるのは、見てませんわ〜」
「ただいま〜」
遅れて居間に入って来た、シルの顔をオトンが見つめる、、、。
「???、、、なに?お義父さん?」
最後にソヨヒトを見て、手招きをする、、、
ソヨヒトが近づくと、、、耳元で、、、
「わっ!!」
と、大きな声でおどろかせる、、、。
「お前!マジふざけんなよ!」
と、怒るソヨヒトを無視して、ソヨヒトをポケットを指差す、、、ソヨヒトがポケットを調べると、オトンのスマホが出て来た、、、。
オトンはソヨヒトを除く、3人から拍手を受け、それに応え各自に、ハイタッチをして盛り上がってる、、、。
そして満遍の笑みのドヤ顔をソヨヒトを見る。