表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
152/536

異世界こぼれ話⑭ エルフの村④

ローネ女王の話を要約するとこうなる。


エルフ王国復権の為に、新しい神輿リーダー必要とのこと、つまり前国王の王妃でしか無いローネは、戦時の神輿であって、平時の国家の統治には必要が無い、けれどシルは違う、、、。


王家の唯一の直系ゆえに、王座を狙う輩にとっては、これ以上ない利用価値の高い人物、、、シルへの縁談話が多数届いているとのこと。


しかも皮肉なことに、その筆頭が女王の実の弟、シルは自分の叔父に求婚を求められてるとは、、、、。


現状それに応じるしか、もはや手がない状態だと、、、。


これを唯一打開出来る方法が、ローネと俺の結婚。


この世界の救世主である俺に逆らえる王家は存在しない、、、だって魔王みたいに吹っ飛ばされちゃうもんね!(冗談)


仮にシルが俺の娘になれば、俺の意向なしで婚姻なんて簡単に決められない、、、そう言うことだ、けれど、、、。


ノリヒト

「話はわかった、しかし、大きな穴があるがそれはどうする?」


ローネ女王は再び俺の目見て、、、。


ローネ女王

「穴とはなんでございましょうか?」


ノリヒト

「仮にも国家の女王である貴女と、俺が婚姻を結ぶとする、、、それでエルフ国内の内紛は解決するだろう、、、でも他国が黙っていると、、、?

ありえない、それこそエルフ王国は全世界を敵にするぞ、救世主が小国のエルフ王国と手を結ぶなど、とても各国が認めてくれると思わんが、、、。」


ローネは笑顔で、


ローネ女王

「それには心配は及びません。

ノリヒト様と婚姻出来るならわたくしは退位致します。」


ノリヒトは驚いたそこまで、、、やはりシルのためか、、、。


俺はシルを見る、、、彼女は何も発言をしない、、、けれど、強い意志を感じる目をしている。


なるほど、、、仮にシルの婚姻が決まれば、前政権である母を利用する輩も現れる、悪くいえばそれを阻止する為に、遠くない未来に母は消される、、、そう言うことかしっかり親子で話し合った答えなんだろ、、、。


ノリヒト

「ひとつ聞きたい退位の理由は?」


ローネは優しい笑みで


ローネ女王

「簡単なことです。

好きなお方の元に行くのに、王冠は必要ありません。」


それを聞いて納得した。

ローネはどんな事をしてもシルを守りたい、、、そんな強い意志を感じた。


正直、俺はシルが好きだ、息子と年も近く、俺が投獄された時に、牢屋になっこく遊びに来て話し相手になってくれたのはシルだ!シルにチョコあげた事により、牢屋からも出れた。

出来るならこの娘を助けてあげたい。


ノリヒト

「理由はわかった、、、以前話したが、俺にも家族がいる、、、まずは妻に全てを話さなければ、、、それでも良いか?」


ローネ女王は笑顔でうなずく。


こうしてサチとローネは異世界で会うことになるが、それはまた別のお話。


異世界義妹をご一読頂き誠にありがとうございます。


オトンの名誉のためにも、、、

腑抜けた男がただ、自己のわがままで、異世界で嫁を連れてくるってのが、嫌でこの物語は、この異世界義妹を執筆するにあたって、早い段階で作られた構想です。

早くこれを発表したいと思っておりましたが、やっと皆様にと届け出来て心から嬉しく思います。

皆様にも、オトンが好きになって、いたたげると嬉しいです。


尚、本作品と直接関係ないので、執筆するかはわかりませんが、オトンが魔王を討伐する構想も出来ております。

どんな形で発表するかはわかりませんが、

皆様にお届け出来たら良いなと思っております。 


異世界転生希望者A



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ