異世界こぼれ話⑫ エルフの村②
やっとあの村から解放された!
もう二度あんな村に、行かないぞ!結局、
あの村で2週間も足止め食らった。
でも、当初の予定していた、異世界ライフとは大きく異なる結果になってしまった。
そろそろこの世界と、おさらばかなぁ〜
調子こいて、魔王討伐なんかするから、変に有名人になってしまった。
色々調査してると蛮勇とか、子供達には変人って言われたしなぁ〜
そんな事を思って、人族の国境の宿屋で、滞在していると、ドアがノックされる、、、。
俺は警戒しながら、、、
ノリヒト
「誰ですか?」
尋ねると、、、
???
「私達です、、、。」
なんとも最近聞き慣れた声が、、、
ついにここまで追っ手が、、、そんなに俺を投獄したいのか?そう思い恐る恐るドア開ける。
ドアの先には、美しいローネ女王とシル姫が立っていた。
ノリヒト
「、、、あっ!失礼間違えました。」
俺がドアを閉めようとすると、ローネ女王はドアの間に足を入れて閉まるのを妨害する、、、チッ!女王のくせに、、、王族らしからぬ行動をとりやがって、、、。
ノリヒト
「陛下?気のせいでしょうか?陛下の足が邪魔をしてドアが閉まらないのですが?」
ローネ女王
「オホホ、、、ご心配なさらなくても、私たちも中に入りますから、、、。」
ノリヒト
(こいつ、、、なに企んでる、、、。)
しょうがなくドアを開けて中に入れる、、、。
あっ!シルちゃんめっちゃ笑ってる!
かわいい!!