表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
149/534

オトンの誕生日、、、前夜②

オトンはしょぼくれながら、新聞を読むフリをする。


チラチラとオカン見て、機嫌の様子を伺い、、、


(あ〜これダメだ、、、ご立腹ですな!)


そう悟ったオトンは、家の雰囲気を変えるために、、、。


「しかし〜なんだ、こう天気が悪いと、、、嫌になるなぁ〜!

かーさん明日あたり、こうパァ〜っと焼肉でもどうだ?、、、ローネさんもシルちゃん好きだし〜!、、、なぁ〜ソヨヒト、、、?」


「、、、、」


沈黙を保つオカン



「、、、、」

「、、、、」


特にコメント入れずに、笑み浮かべるだけのローネと、凛とした姿勢でお茶をすするシル。


「、、、まぁ良いんじゃ無い?平日だけど、俺もシルもバイト無いから、、、」


(くぅ〜さすが我が息子!お前にもシカトされたらパパ泣いちゃうとこだったよ〜)


「ダメです、、、もう明日の献立は決まっているの、、、おとーさんみたいに暇じゃ無いから、色々考えているの、、、わかる?」


どうやら今日のオカンは、本当にご立腹の様だ、、、さらに墓穴を掘って気まずい雰囲気を作ったオトンは、


「あっ、大谷今日も打ったんだ〜へぇ〜、、、なに?○×△◻︎、、、」


と、普段読みもしないスポーツ記事を、、、

ある意味可愛い男である。


「ごっそさま、、、行ってきます。」


こう言う時のソヨヒトは早い、要領のいい男だけあって、バツが悪い雰囲気は、直ぐに逃げる


「あっ!にーさんまって、、、私も、、、ご馳走様行ってきます、、、。」


そう言って、ソヨヒトをダシにシルも逃げる。


ノリヒトの隣に居たはずのローネさんは、二人のお茶碗持って台所に、、、


居間には不機嫌に、ご飯を食べるオカンと、いろんな意味で、ド天才のオトン、、、


「かっ、かっ、、、」


「なんですか?おとーさんカラスじゃあるまいし、、、」


「ごめんなさい、、、」


「ふふふ、もう、、、怒ってませんよ、、、」


「あっ、ははは、、、」


「ふふふ、、、」


なんだかんだ仲のいい夫婦である。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ