両手に華なんてものはない!②
「話の流れは理解した!けれど、それと俺が繋がらない、、、」
「そんな事をないよね〜シルちゃん〜!」
「ね〜さおね〜!」
「お前は今さっきまで、ケンカしてただろ、、!なに仲良く結託してる!」
「そんな事をないよね〜シルちゃん〜!」
「いつもこんな感じだもんね〜さおね〜!」
マジでこいつらの、仲がわからん、、、まるで姉妹みたいだ、、、
「ソヨヒトは、わ、た、し、とシルちゃんの、かわいい姿見たくないのぉ〜?」
「ちょっと、、、さおねー、、、わ、た、し、と、ついでに、さおねーでしょ!!」
「ちょっとシルちゃん(怒)、、お話しようか!」
大変ご迷惑をおかけしております。
ただいま、言い争っております。
しばらくお待ちください。
ソヨヒト
「わかった!わかった!俺が悪かった、、、
行くよ!俺も見学に行くよ!」
「なんかこの場を納めるために、渋々みたいでムカつく、、、ね〜シルちゃん!」
「そうだよね〜さおね!心がないよね〜!」
貴様ら(怒)、、、、!!
「恥ずかしくて、見栄張ってごめんなさい、、、本当はお二人のかわいい姿を、見たくてしょうがありません、、、
学年一位の美貌のお二人に、お誘いいただき、ありがとうございます、、、
是非にお供させて頂きます!!」
「だって、、、シルちゃん、、、どうする?」
「ね〜さおね〜!そこまで言うならしょうがないかなぁ〜?」
落ち着け、落ち着け、ソヨヒトは、、、
お前はやれば出来る子だ、、、ここは笑顔で、、、
「あはは、、、あざーす、、、、」
こんな感じで、二人は事あるごとに、ケンカと結託を繰り返した、、、あ、、、帰りたい、、、
そろそろ夕飯どきだなぁ〜、、、隣のシルが元気無くなってきた、、、
「シル?夕飯なに食べたい?」
「ちょっとあんた!さっきからシルちゃん、
ばっかりじゃない!!」
こらこら、ここでツンはやめなさい、、、
ほら〜隣のシルがすごい顔、、、
「ちょっとにーさん!!私が食べたいものもわからないの〜」
って、、、おま、、、真似するんかい!!、、
って、めっちゃ笑顔だなぁ〜
「シルちゃんなかなか良かったよ!最後に、
たっく、、、使えない、、、とか言うともっとよくなるよ!!」
お前、、いらんレクチャーするな!!
「シル?にーさんはそんな事を言わないって信じれるぞ!!」
「、、、、うざ、!」
えっ!マジで、、、結構ショック、、、
「さおねー今のどう?」
「うん!いいとおもうよ!」
「ほら、ソヨヒトがすごい嬉しそう〜!」
「じゃ〜俺、、、帰るは、、、」
「えっ!ちょっとにーさん」
「もう〜シルちゃんが調子に乗るから〜」
「なによ!さおねーが、、、」
大変ご迷惑をおかけおります。
ただいま、一部映像が乱れております。
いましばらくお待ち下さい。
ソヨヒト
結局、調子に乗りすぎた二人に罰として、
今日の夕飯は、、、
「あ〜またこれ、、、」
「さおねー私好きだよ!」
「別に悪くはないけど、、、せっかくのデート、、、」
「さおねーは、なかなかデートしてもらえないもんねぇ!」
「はぁ〜言ったな!、、一番気にしてる事言ったな〜!」
「お前らマジでこれ以上、もめるならここも無しだぞ!」
「、、、、」
「、、、、」
「私たちケンカしてた?」
「、、、してないよ、、、?」
ダメだこいつら、どこまで本気か、マジでわからん、、、。