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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
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続 冷たい義妹

春とはいえ夜はまだ寒い何も考えないで、薄着で出て来た俺の身も心も、すっかり冷え込んでいた。


そのおかげか頭もキンキンに冷えて、冷静になっいた。


結論?そんなの出ない!いや〜初めから無い!


思春期なのよ思春期!そんなお年頃!無駄に悩んでいいじゃん!!


ソヨヒト

「あ〜お〜は〜る〜♪ あ〜お〜は〜る〜♪」


と、歌いながら公園を出るとなんとびっくり、シルと出会ってしまった。


シルはこちらを見るなりいつもの、、、今回はあえて擬音で表現。 


ムス?  スーン?  ムムム?


まぁ、どうでもいいやいつもの澄まし顔で、、、。


シル

「あら、、、にーさんお散歩?」


と、冷たい視線でジロジロ俺の格好を見る。


まぁこんな寒い夜に薄着で公園にいれば、変人を見たような目をされるよなぁ〜


ソヨヒト

「あ〜ちょっと友達と電話で漫才の練習をね、、、シルは?、、、あ、、、そうかコンビニの帰りだね」


無茶苦茶どうでもいい嘘をつく


シル

「そーちょっと甘いものが欲しくて」


そう言ってビニール袋を持ち上げる、、、、ってこんな寒いのに、アイスじゃねーかよ!


ソヨヒト

「あはは、、、アイスかぁ〜今日は寒いから、体冷やして風邪を引かないようにね〜」


シル

「その格好のにーさんに言われたく無いわ!」


ソヨヒト

「はは、、、そーだね、、、俺もそこのコンビニ寄って肉まん買って帰るか〜」


そう言ってその場から逃げようとすると


シル

「そーじゃ、、、ご機嫌よう、、、。」


と言って歩いて行った、、、、。


おまっ、全然ご機嫌じゃねーだろ!!


とことん義妹に嫌われてる事を、実感しながら食べる肉まんは心と体に染み渡った。

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