シルの思い
にーさんと恋人になれた。
本当は、にーさんに貰ったブレスレットがプロポーズじゃ無いと知ってる。
でも、にーさんは、私を否定しなかった、、、つまり、そう言うと事をだよね、
やっぱ恋は攻めてこそよね!!ありがとう、ツンデレさん!!
学校で変化があった。男子が近寄らなくなった。
これでみんなに、迷惑かからなくなる。
少しずつ女子生徒も話しかけてくれるようになった。
後は、にーさんと学校でお話し出来る様になれば、、、。
バイトは大変だった。
でも、職場の人、特にさおりさんが、すごく良くしてくれた、、、。
さおりさんと少し話して感じた、、、
さおりさんは、にーさんが好き、、、ちょっとやだ、、、にーさんは私のもの、、、なのに、、、。
バイトから帰ってきて、にーさんと夕飯を頂いていると、
「シル、バイトはどうでしたか?お仕事大変でした?」
お母さんが心配そうに聞いてくる。
「うん、ちょっと疲れたけど、近くに、にーさんも居るし、バイト先の人は優しかったよ」
「ローネさんそんな心配しなく、大丈夫ですよ、シルはちゃんとしてました。
みんなよくしてくれますから、
しばらくは、俺もシフト合わせるので、、、」
「ありがとう、ソヨヒトさん、貴方がシルのお兄さんで本当に良かった。」
なぜだろ、、、私の兄としての、周囲の認識がいやだ、、、にーさんは私の、、、、誰にも渡さない、、、。
食後の、お風呂に入り考える、、、私とにーさんの関係をみんなに伝えたい、、、
でも、、、にーさんの迷惑になるし、、、
にーさんに甘えながら考えよ〜
お風呂に上がって、にーさんの部屋のドアを開けると、、、
(お勉強してる、、、邪魔になっちゃう、、、)
そのまま扉を閉めようとすると、、、
「どうした?シル、入ってこないのか?」
フフフ!にーさんやっぱり優しい〜
「な〜に、にーさん寂しいの、、、?」
「お前、、、それで、どうした?」
部屋に入り、にーさんのベットに寝っ転がりながら、にーさんを手招きすると、にーさんはベットに座ってくれる。
そして、にーさんに嫌な質問をする、、、
「さおりさんって可愛いよね!」
「そうだな、さおりはモテるからな!」
「にーさんどう思ってるの?」
私は嫌な女だ、そんな事聞いても、、、
「俺か?、、、可愛いと思うよ、性格はあんましだけど、、、」
「そうじゃなくて、、、」
「まあ、、、好き、、、かな?、、、」
えっ!、、、そうなんだ、、、
「でもそれだけ、、、」
「、、、それだけって?」
「うん、それだけ、、、その先はない」
そう言いながら、にーさんが下を指差してる、、、あっ!そうだ、、、
「そっ、そうなんだ、私もさおりさんと仲良くなりたい〜、、、」
お母さんの存在をすっかり忘れてた、、、上手く誤魔化せたかなぁ?
うーんモヤモヤする、、、明日もう一度聞いてみよう、、、。