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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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シルのバイト①

あれから数日が経った。


日を増すごとにシルの恋人の振る舞いが、

大胆になる、、ついに昨日朝は寝ている布団に潜り込んで俺を起こしにきた、、、

今思えば、小樽で、ブレスレットあげた、後からシルの態度が、、、


小樽から札幌に戻る電車の中。


大通り公園のベンチで。


2日目ホテルも一緒に泊まると、駄々をこねる。


2日目のホテルで俺を誘惑するように、風呂覗くなと、、、


すごいフラグだよ、、、


そして、そろそろシルの豊満で柔らかい感触にも、なれはじめた土曜日の朝、、、


「シル、、、また布団入ってきたのか?」


そう言うと、小声で笑いながら、俺の背中に抱きついてくる、、、


「おはよ!にーさん」


「おはよシル!今日はバイト初日だね!

隠蔽して一緒に行こうな!」


俺は必ず、先手を打つ、後手に回ると大変だから、、、


「うん!にーさん」


(よし、よし、いい子だ〜!)


朝食後、シルは俺の部屋に居る。


ここ最近家に居ると、ほとんど俺の部屋で過ごす。


親への名目は、中間テスト対策。

実際勉強も教えてる。


それ以外で部屋にいても、漫画を読んだりとあまり話をしない。


理由は、、、はぁ〜、、、シルが正式に恋人宣言をした後、エルフの耳の秘密を教えてくれた、、、本当に怖い話しだ、、、

うかつに独り言が、言えないとは、、


当然、エルフの耳の持ち主はここに二人居る。


その対策として小声で話すか、話をしない。

それで、時間を生かす方法が勉強だ!

俺はこれを口実に、シルの基礎学力向上に費やしている。


「よし、正解だね!」


「やったー!終わった!〜」


そう言って、俺に抱きつく、、、だからシルさん、、、当たってますよ!


シルが耳元で、小声で、、、


「にーさんのエッチ、、、」


はい!バレてましたよ〜!ごめんなさい!ご堪能してました〜だって男の子だもん!!


「じゃ〜そろそろバイト行くか?」


「えっ!時間早くない?」


「今日はシルのバイトと勉強頑張ったご褒美!!」


外食は目立つから無理だけど、広場の公園なら、人気の少ないベンチがあるから、そこでサンドイッチ食べよ!


「作るの手伝ってくれる?シル」


「うん!にーさん」


そう言って、昨日買って置いた、食材たちで、、、あらヨット!!

シルは、料理をあまり作らないので、

苦労しながら!、、、出来た!!


それを持って公園にGO!!



シルは隠蔽を使って歩いている。

知り合いと、近所の目を気にして、、、

名目上、俺らは他人なので、、、


シルの俺の左手を握り、時折、


「フフフ」


と声が聞こえる。

俺はシルの手の温もりを感じながら声をかける。


「いい天気だねシル、、、」


隠蔽は隠すだけ、または偽装するだけ、

幻のを発動させているだけ、姿形はあろうと、無かろうと、実態は存在する。


でも、、他人が見たら俺って変なやつに見えるんだろうな〜セルフ手繋ぎ、、、的な?


公園に着き、人気の少ないベンチに座ると、


「⚪︎△◻︎×←↑※、、、解除」


シルが姿を現す。


今日のシルは、白のブラウスに、ロングの青いスカート、そして白の帽子

本当、綺麗な人だ、、、思わず息を呑むぐらい見惚れてしまう。


「ふふふ、どうしたの?にーさん?

そんなに今日の私が素敵?」


ダメだ、完全に見透かされてる、、、

ちなみ今のシルは大人バージョン、、、


「そうだな!シルは今日も素敵だっなって思ってた、、、綺麗だよシル、、、」


ふふふ!いつも俺がドキドキさせられてると思うな!俺かて、オトンの息子!

ザコとは違うのだよ、ザコとは、、、


「もう〜恥ずかしい、、バカぁ、、、」


よし!一本取ったど、、、


「さぁ〜お姫様、どうぞ宜しければおひとつ」


そう言って、持ってきたサンドイッチの蓋を

開けて、シルに差し出す。


シルは、笑いながら、、、


「え、、いただくわ、、、」


そこまでの仕草は良かった!本当に良かった。


お嬢様、いやお姫様、、、そんな感じだっけと、、、、

今隣でパクパクしてるシルは、いつもの完全妹キャラ、、、モグモグしながら


「こ、れ、モグ○×△モグ、、、、」


あ、、、食べてから、しゃべりなさい、、、

途中でも買ったペットボトルの蓋を開けて、シルに渡す。


「やっぱり、にーさんお料理上手だね!なんで?」


「そうだな、オトンに教えてもらったからかなぁ?ほら、料理って化学だから、、、」


「かがく、、、?」


「そうだね、基本物質の化学反応で、旨み成分が、、、」


これはあれだ!来るぞ、来るぞ!!


「、、、ふ〜ん、、、」


はい!頂きました!俺もすっかりシルマイスターだな!!


気がつくと、あれ?おらのサンドイッチは?


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