5月病になりたい①
第1章は、異世界義妹の世界感、異世界の世界感の説明の章となります。
第2章からラブコメの、ラブ多めの章ととして書いていく予定です。
ドバーっとケチャプのかかったスクランブルエッグを、
「あ〜ん〜」
と言いながら、俺の口に無理矢理、ねじ込み、耳をピクピクとさせながら笑う。
今度は、鶏肉の異世界風?スープをすくい、またまた俺の口に無理矢理、ねじ込み、耳をピクピクとさせ
「にーさん美味しい?」
「シルさん美味しいんだけど、ケチャップとスープなんか混じって、、、」
(あーやっぱり怒ってるよね〜これ?
シルは半年前は、もっとしおらしかったのに〜)
半年前、、、
ゴールデンウィーク明けの火曜日、いつものように下に降りると、、、
「父は考えました、そろそろたぬき型ロボットの開発を、、、」
今朝のオトンはダメな子の方の様だ、、、
居間では、俺を除く全員で、朝からオトンの、どうでもいい話を聞いていた。
俺は居間に入り、
「おはよ」 ×4
「おはよう」 ×5
席に着いて、オトンを見る。
「オトン、どうでもいいから早く掛け声」
オトンは、ブツクサ言いながら、、
「いただきます!」
「いただきます」 ×4
みんなで朝食を頂く。
皆がご飯を食べてるのに、オトンは独り言を言っているので、
「オトン、悪いけど、独り言は壁に向かって喋ってくれるとありがたい、、、」
そう言うとオトンは、
「お前の!親を馬鹿にしてるのかぁ!!」
と、言いながらTVに話しかけていた、、、。
アホくさっと、ウインナーを食べようとすると、?、、、2本いたはずのタコさんウインナーが、1本行方不明、、、?
隣のシルを見ると、口をゴモゴモしながら何か言っている、、、食べるかしゃべるかどっかにしなさい、、、、
「にーさんタコさん一本食べてあげたよ!」
(おい、そこのドロボーネコ)
「シル、欲しかったは先に言おうね、」
「うん、わかった!一本ちょうだい」
と、俺の2本目のタコさんウインナーを、誘拐する、、、その後シルは大っ嫌いな、ピーマンの炒め物を、
「エイヨウ、エイヨウ」
と、言って俺にわけてくれた、、、
なんて優しい義妹なんだろ、、、
どうしてだろ、、、朝から上を見ないと涙が、、、
さて、部屋に戻って学校の支度、、、
あ〜学校いきたくない〜