表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
117/534

旅の終わりは寂しいけれど、家に帰ると安心するよね!⑤

帰りのビジネスジェットとの中は、行きとは違い静寂に包まれていた。


俺は一番後ろの席で、一人窓の外を眺めてる。


俺の前の席には、シルとローネさんが座り、お互い仲良く身を寄せ合って寝ていた。


(ふふふ、さっきは面白かったな〜)


シルとオカンのデートに付き合わされてる時、(荷物持ち)シルは大量のロイズの生チョコと、白い恋人を買っていた、、、その際の支払いが、オトンに渡されたカードだった、、、。


シルはカードの意味を理解していなかったようで、カードの使い方を知らないシルは、小樽デートの時に、カードを使って腕輪のガラス細工を買うと、帰りのお土産が買えなくなると思ったそうだ。


オカンにカードの上限を聞いたシルは、ご満悦の笑みで、美少女が大人買いをすると言う、暴挙に出た。


(カード渡すなら、オトンもちゃんと説明しろよ〜)


そんなこと、思い出しニヤニヤしていると、


「どうした?眠れないのか?」


と、さっきまで先頭の席でオカンと座って寝てたオトンが、俺の隣に座る。


「旅がたのしかったなぁ〜って思い出してた、、、」


「ソヨヒトとシルちゃんが仲良くなって嬉しいよ!」


そんなまともな事を言うオトンに、


「俺、考えたんだけど、聞いていい?」


「何だ?チャクは空いてないぞ〜」


と、返すオトン、、そう言いながら確認するなよ、、、


「異世界の話、、、」


オトンの表情が険しくなりは黙り込み、、、そして、


「なんだ、、、」


「俺、考えたんだけど、異世界ってパラレルワールド?」


俺がそう言うと、ビックリした表情で、


「よくわかったなぁ、、、」


「まぁ〜何となく、、、」


「それで、理由は?」


「相対性理論と時間軸、同一時間、、、」


俺はそれだけを言うと、オトンは


「その通り、、、昨日話したろ?、暦が同じだって、、、」


「うん、、、」


「異世界に行くにあたってある仮説を考えた、きっかけは、漫画だ!」


「漫画が?」


「あああ、たまたま手に取った雑誌、その漫画が、それを読んで、昔の研究を思いだした。」


「どんな研究」


「まぁ軍事実験だから、詳しくは言えないけど、ソヨヒトは、フィラデルフィア実験知ってるか?」


「、、、それって、、」


「あああ、与太話だよ」


「でも、俺の実験では、たまたまその先に繋がった、、、」


俺は息を呑む、、、


「そして、すぐに中断この実験は凍結さてた。」


「それから程なくして、この研究だけを除いて、会社を売却、晴れ大金持ち、、そんな研究もすっかり忘れたあの日、漫画を読んだ、、、そして閃いた、ソヨヒト、何で与太話がある?」


「何でだろ、、、わからない」

次回第一章最終回となります。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ