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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
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旅の終わりは寂しいけれど、家に帰ると安心するよね!③

悪は大魔王オトーンが、勇者オカーンに倒されたのを見届け、園内に入る。


いろんな木々が、結構な大きさで生えている。

確かに、原生林というより、遊歩道の整備された公園だった。


「にーさんなんかいる、、、魔物?」


と、木の上に居るエゾリスを指さしていた。


「すごいね、よくわかったね、、、あれはエゾリスだと思うよ」


「うん、、、聞こえ、、、いや偶然、、、かな、、、」


「???そうなの」


何とも歯切れの悪い、、、


「ところで何で魔物なの?」


「何が?」


「、、、あれ動物だよ、、、」


俺がそう尋ねると、オトンが、


「あ〜そうか、シルちゃんあれはね、魔物じゃなくって動物って言うんだよ〜、ごめんその辺の説明完全に飛んでた〜」


シルとローネさんはキョトンしている、、、

オトンが続ける。


「魔物と動物は、同じなんだ、向こうの世界は、獣人族がいるから、動物って概念が無くなり、敵対する魔族を冠して魔物、又は魔獣と読んでるんだよ」


シルは得意の


「ふ〜ん」


ローネさんは


「フフフ〜」


よし!似たもの親子だ!絶対わかってない!!


先を進むと洋館風?の建物があり、シルが走って中に入って行く、建物の中に入ると、

シルがヒグマをじっと見ていた。


「どうしたシル、、、」


「にーさんこれなに?」


「それはクマ、、、ヒグマっていうんだよ」


何がそんなに気になるのかな?


「どうした?なんかあるのか?」


「動かないね、、、」


「あっ!それは剥製って言って、もう死んでるんだよ」


「はくせい〜?、、、ふ〜ん」


シルとローネは、展示品を見て終始不思議なご様子でした。


まぁ〜何で魔物(動物)を展示するんだ?

的な感じ?


植物園を出て、ちょっと早めの昼食相談、、、

色々悩んだ結果、サッポロど定番の味噌ラーメンに決定!!


すすきのにある武将名の、ラーメン屋に、

辿り着く、すでに行列が、、、並ぶこと約1時間、、、無事、注文をしてラーメンが提供されて、いざ!実食!!、、、うまい!


俺とオトンは、辛口味噌、シルとローネさん、オカンは、白味噌、当然の様に、俺からおこぼれを狙うシルは、俺の隣に陣を構え、


「にーさん、一口ね!」


と、言って勝手に辛味噌をすする、、、


「辛い、、、」


と、なぜか睨まれた(笑)


シルのも少し味見させてもらうと、マイルドで上手い!


みんなお腹いっぱいごちそうさま!!

って思っていると、、、なにやらシル姫が、、、


「シルどうした?、、」


「う〜ん、、、にーさん、デザート、、、」


、、、全く、、、この姫は、、、。


第一章終了まで後3話となりました。

引き続きお付き合いください。

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