表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
11/531

エセ 一流シェフ

俺は自分の部屋に戻らず台所で、戸棚開ける、、、厚切り食パンかぁ〜、今度は願いを込めながら冷蔵庫を開ける、、、。


ソヨヒト

(うう、、神様、、、のアホ!)


無情にも冷蔵庫には卵と牛乳だけが鎮座していた、、、。ママ〜!!


俺はブツクサ言いながら、小さなフライパンに砂糖と水を入れて煮詰め、カラメルを作る。


次に、適当な分量で卵を溶き、適当な分量で、牛乳を入れよくかき混ぜる。


一度味見をして、砂糖をドバーっと入れ

再度味見。


ソヨヒト

「う〜ん姫は甘党だから、こんなもんかなぁ?」


やたら甘い液体に厚切り食パンをぶち込み、食パンをヒタヒタなるまでひたす。


大きめのフライパンを弱火にかけてたっぷりのバターを落とし、その上にヒタヒタ食パン2枚を乗せて蓋をする。


しばし鼻歌を歌い、頃合いを見て食パンを

ひっくり返す。(今度は蓋はしないよ〜!!)


反対面を焼いてる間に居間のテーブルを拭き、ランチマット敷いてフォークとナイフ、牛乳、シナモン、カラメルをセットする。


美味そうな匂いがしたら、お皿に載せてテーブルに運び、シルを呼びに、、、って、、、もう、、座ってる!!


ソヨヒト

「お姫様!こちらが本日のランチでございます!シナモンとカラメルもございますので、どうぞお使いになってお召し上がりくださいませ!!」


一流シェフもどきのご満面のドヤ顔で言う。


シル

「バカ、、、いただきます」


シルは冷たい表情を変えずに、フレンチトーストを、フォークとナイフで丁寧に切り分け、口に運ぶ、本人はすまし顔で食べているもりだろうが、一口一口、フレンチトーストを、口に含むたびに、金髪ロングに隠れた耳がピクピクと動いていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ