家族旅行?②
L ENEで家族とやり取り
俺 俺とシルは今小樽駅みんなどこ?
シル 兄の隣
オカン 父と札幌デート
オトン 地球
ローネ 石狩ロイズの工場
オトン 20時に店予約してるから
19時30分すすきの集合
皆 了解
「シルの兄の隣って必要だった?、、、オトン絶対シルに対抗して地球って書いたよな、、」
「ふふ、わたしは、お義父さんと違ってちゃんと書いたよ!」
「まぁ〜これは恥ずかしいやつだよな、、、
地球って、、、」
そう言いながらシルと電車に乗る。
やはりゴールデンウィークだけあって、
帰りの電車は混んでいた。
シルは掴まるところが欲しかったのか、
俺に抱きついていた。
昨日の夜もそうだったが、シルさんはなかなかのものをお持ちの様で、理性がぶっ飛ばない様に、シルと冗談言いながら、耐えた!耐え抜いた!誰か俺を褒めて〜!
約束の時間前、俺とシルは大通り公園のベンチで座っていた。
シルは寒かったのか、暖を取ろうと俺の腕に抱きついてる、
なんでだろ、、、
シルを近くに感じると心が安らぐのは、、、
「寒いね〜にーさん、、、」
そう言ってシルは俺の腕に頬を擦り付ける
シルの肩が少し震えていた。
「どっかお店に入って待つか?近くにド◯ールあるよ」
「ううん、、、にーさんの腕に抱きつけば、暖かいから平気、、、」
「でも、シルがこんなに、甘えん坊だったなんてな〜!」
俺が冗談ぽく言うと、
「にーさんといるとなんか甘えちゃう〜」
と、シルが俺の腕にぎゅっと力を入れる。
「俺も、シルに頼られて嬉しいよ」
「フフフ、、、ねぇ〜にーさん聞いてもいい?」
「なにを?」
「一昨日のデートどうだった、、、?」
「一昨日の?」
「うん、トンカチのデート、、、」
正直、シルにさおりとのデートについて聞かれるとは考えていなかった。
どうしたものか、、、
「楽しかったよ!」
「、、、そうなんだ、、、」
「でも、シルとのデートの方が楽しかったよ」
「えっ!そうなの?」
「うん!シルに頼られてすごく仲良くなって
すごく楽しかった」
「そう、、、よかった、、、私も楽しかった」
「よし、そろそろ行こうシル、、、」
「うん!」
予定時刻に、すすきの地下鉄駅近くに行くと、
すでにオトン、オカン、ローネさんがいた。
先ほど第一章を書き終えました。
投稿も後13話程度になります。(本編)
誤字、脱字の多い拙い作品ではありますが、
最後までお付き合いして頂けたら幸いです。
異世界転生希望者A