表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
103/535

小樽散策④

オトンと合流した後、オトンが予約していた

お店で昼食となった。


(やばいなぁ〜シルは今さっき二つ目のアイスを食べたばっかりだ、、、失敗した〜)


そんな俺の考えは杞憂に終わる。


あえて別の言葉で表現しよう、、、

可憐でどこかはかなげな?美少女は、

俺の隣で、いくら丼大盛りをご堪能している。


二日連続いくら丼とは、、、やりよるよ、、、そう思っていたら、


「ローネ昨日も夕飯もいくら丼出たのに、

今日も食べるんだね〜!」


と、オカンが言う。


「え〜だってこれすごく美味しいでしょ?」  


と、ローネさんは、、、あ〜これはあれだ、、、この二人、似てるのは顔だけじゃないんだ〜、、、そう思いながら、俺は、昨日食べれなかった、お刺身海鮮丼を食している。


なぜだろ、、、視線が気になる、、、隣を見ると、口元に米粒を付けたシルが、俺の海鮮丼を見つめていた、、、


(あの〜可憐な少女さん〜口元、口元!)


シルの視線の先には、、、ホタテさん!!


(こらこら、ひとのホタテさんと、にらめっこしないの、、、)


「、、、、シル?、、、良かったらホタテ食べる?、、、」


そう言って、シルと口元の米粒を取ってやる。


「えっ!いいの?にーさん!!」


そう言いながらも、シルは俺を見ないで、すでに自分のスプーンに、俺のホタテさんを載せていた、、、


(もらう気満々だったな!!)


「アラアラ、シルったら、すっかりソヨヒトさんに甘えて、、、」


ニコニコしながらローネさんが言う。


「だって、、、にーさんがくれるんだもん〜!」


あれ?その言い方だと、、、俺が悪いの?

そう思っていると、シルはホタテをパクリ、モグモグ、、、にこり


「ありがとうにーさん!!」   


と、俺にご褒美の笑顔をプレゼントしてくれた。


すっかりシルの貢ぎ役になってるなぁ〜

その姿に、ローネさんも感化されたのか、


「ノリヒトさん、、、私も、、、」


そう言うと、オトンは、


「じゃ〜どれ食べますか?ローネさん、かーさんは?」


と二人聞く、ローネさんが、


「じゃ〜それ、、、」


と少し恥ずかしそうに、指をさす


オカンは

「私はいらない」


するとオトンが、ローネさんが指さした

お刺身を、自分の箸でつまみ、


「はい!ローネさん、あ〜ん〜」


と、食べさせていた、、、さすがオトン男だ、、、これは見習いたい度胸だ!!

久々にオトンがすごいと思った。


ちなみに、この後、ローネさんの顔が真っ赤になってました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ