表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
101/536

小樽散策②

オルゴール堂を後にして、堺町本通りを歩く、

途中、ガラス工房に立ち寄り、中の商品を見る

切子グラス、ぐい呑み、アクセサリー、等が販売されている。


「欲しいものがあったら言ってね!何でも買ってあげるよ〜」


そんな事を、オルゴール堂でもオトンは言っていたけど、今日のオトンは、気持ち悪いぐらいに普通だ。


女性陣は意外と物欲がないのか、


「これ綺麗、、かわいい、、素敵、、」


と、言う割には購入に至らない。


数件ガラス工房のお店を渡り、少し疲れたので、古民家喫茶店で一休み、


俺とオトンが、コーヒー、オカンが紅茶、

シルとローネさんはアイスクリーム


「ローネとシルちゃんは、甘いものが好きね」


オカンがそうつぶやくと、ローネさんが


「ここ(この世界)の甘いものは、本当に美味しいわね〜ついつい、手が出ちゃうの〜よね!シル!」 


と、二人で頷いていた。


オトンに聞いた話だと、向こうの世界では、甘いものは極端に少ない、理由はやはり戦争が影響している。


砂糖の精製技術があっても、その恩恵にあやかれるのは、一部の王侯貴族だけ、特にエルフに至っては、国の崩壊の危機とあって、王族でもそんな余裕が無かったとか、、、


オトン曰く、勘違いで投獄された時、偶然牢屋に尋ねてきた少女と仲良くなり、非常食として持ち歩いていた、チョコレートをあげたところ、たちまち解放されたとか、、、代わりに、身包み(チョコ)は、剥がされることになったそうだけど、、、シルとローネさんを見ると、エルフ甘いものが好きなんだろう!


シルとローネさんが二人並ぶと本当に姉妹の様に見える、、、物語から飛び出してきた様な美貌の持ち主だけあって、アイスを食べてる姿さえも、綺麗としか表現出来ない。


再び、小樽の街をプラプラ歩く、流石にゴールデンウィークだけあって、通りは人で溢れていた。

俺とシルは自然と手を繋いでいた。

前を歩くオトンも、よく見るとオカンと、ローネさんと手を繋ぎ歩いている。


シルは笑顔で俺に、


「デート楽しいね!後、アイス美味しかったよ」


と、さっきまでの大人びたシルでは無く、

無邪気な少女の様なかわいいシル変わっていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ