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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第1章 無駄に長い序章
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冷たい義妹③

シル

「あっ!〜いた〜!ちょっと!にーさん!!」


シルは俺を見るなり、冷たい眼差しで俺に近寄って来る。


ソヨヒト

「あっ、、、ごめん、、、さいならぁ〜」


俺は思わずその場を立ち去ろうとするが、

直ぐに首根っこを掴まれる。


シル

「にーさん!もう〜なんで逃げるの?、、、私大変だったんだからね!」


そう言ってシルは頬をプク〜っと膨らませた。


ソヨヒト

「あら〜可愛い、そんなに怒んないで姫様! ちょっとお花を摘みに行こうかと、、、。」


今出せる、精一杯のスマイルで言う。


シル

「トイレなら家にあるでしょ!にーさんが鍵持ってるんだから、、、。」


シルは一段と冷たい表情で返して来る。


ソヨヒト

「あはは、、、そうでした、、、ごめんすっかり忘れてた、、、今日は俺が最後に家出てる?っていや!、専業主婦オカンどこ行った、オトンのところかぁ?」


シル

「くだらないこと言ってないで、さっさと鍵開けて!」


シルの表情に1ミリの笑顔も無い、、、。


ソヨヒト

「あはは、そうだね〜今開けるね〜ほら開いたよ〜これで入れるね〜鍵って便利ね〜

ささ!姫様どうぞお入りくださいませ〜」


冷や汗をかきながら、家のドア開けて姫様をエスコートする。


シルは余程頭に来ているのか、魔法で隠していた耳はすっかり元に戻り、


シル

「フン!」


と、鼻を鳴らして自分の部屋に入って行った。


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