のらり珈琲探訪録
ブルーマウンテンだけが珈琲の王様ではない!様々な味の珈琲を愉しむ旅に出よう!
春はマンデリントバコ
珈琲は甘くエスプレッソは苦い
世の道理の再確認である
夏はサンアグスティン
珈琲は甘くエスプレッソもまた甘い
真っ赤な太陽の味
秋はニカラグアジャパニカ
きめ細やかなクレマを愉しみ
甘い味わいの中で読書に浸る
これ愉しからずや
冬はキリマンジェロ
古き良き映画のタイトルを思い出し
雪解け水の味を愉しむ
やがてやって来る春を思い浮かべながら
コピルアック(ジャコウネコ)は香りや味を愉しむのではない
長い長い余韻を愉しむのである
たまにはブラジルを飲み古き良き銀座について語るのも良いかもしれない
たまには暴れてみたい?
そんなときはトラジャだ
獰猛かと思いきや意外と甘く人懐っこい
遊び相手にはうってつけだ
決して名前に騙されてはいけない
ゴールデンパナマを軸に
キリマンジェロ・ブラジル・コロンビア
この奇跡の黄金律が成り立つとき
「甘い」珈琲が生まれる
事実は小説よりも奇なりだ
さて
また新しい一日が始まる
一度きりの人生だ
時間もお金も有限
人は必ず死ぬ
死の恐怖に怯え塞ぎ込むことも圧倒的な力の差を前にして絶望することもあるかもしれない
だがそれがわかっていながら笑顔の人間も確かにいるのだ
そんな人間はこう考える
「時間もお金も有限でいつか必ず死ぬのならば死のその間際までたとえ1mmでもよいから成長していたくはないか?」
終わりよければすべてよしと言いたいところだが
その終わりが果たして今日なのか
それとも遠い未来のことなのか
皆目見当もつかない
であるならば
唯々ただ人事を尽くすのみ
引き出しが多いに越したことはない
さあ闘いの幕開けだ
心して掛からねば!
最後まで読んでくださり誠にありがとうございました!