悪魔の証明をする方法
コラッツ予想はまさに悪魔の証明だった。
通常なら大きい値は証明済みの小さい値を使って、証明する。
しかし、悪魔の証明は、より大きな数を先に証明しておく必要がある。
最大値が決まらない場合は、いたちごっこになり、証明できない。
無限の桁が定義できるのは、補数による無限に続く1か、小数による無限の桁かである。
そして、もう一つが数の再編成である。最下層のグループを証明できれば、より大きなグループも自動で証明されたことになる。
今回はグループに属する数も無限にあるため、一つの経路が証明されれば、グループ全体が証明され、グループが証明されることで、自動的に上位のグループも証明されるという手法使った。
無限にあるものをしらみつぶしに探索することはできない。
そこで、数を性質によって再編成することで、人間が調べた有限個の情報を、悪魔に無限に伝播してもらうのである。
人ができないことも、悪魔ならできる。
悪魔にしか出来ない証明なら、悪魔に手伝わせればよいのである。