きゅうりダイナマイト
とある国を救った英雄はきゅうりが大好きだった。その一方では、英雄を恨む人々がきゅうりを悪用し、ダイナマイトをつくった。その事を知った英雄は、きゅうりを悪用した奴らを倒すべく、立ち上がった。
さらにそのダイナマイトは、マヨネーズをつけることによって爆発するのだ。その事を知った、英雄が救った国に住む1人のマヨラーは立ち上がった。
こうして、英雄とマヨラーのきゅうりを悪用した奴らに復讐する旅が始まった。
旅を始めて、3日がたったときだった。
ついにきゅうりダイナマイトをつくった奴らと戦うことになった。が、しかし、彼らは忘れていた。
…大切なきゅうりとマヨネーズが人質?になっていることを…。
「やめろ!そのマヨネーズを放せ!」
マヨラーが叫ぶ。
「そうだ、きゅうりとマヨネーズを放すんだ。」
英雄も叫ぶ。
「マヨネーズときゅうりに罪はない!だから、放すんだ!」
マヨラーと英雄は叫ぶが奴らは放さない。
こんな奴が国を救った英雄なのかとある意味奴らは驚いていた。実はあの時、きゅうりを育てている農家の人に頼まれたからだ。「国を救ってくれたら、きゅうり何本でも食べていいよ。」と言われ、国を救った。もちろん国を救った後、きゅうりを約50本食べた。
奴らは、ダイナマイトにマヨネーズを付け、英雄達に投げてきた。爆発するきゅうりを避け、走り逃げる英雄が泣きながら、
「きゅうりぃぃぃーーー!!」
と叫んだ。
敗北に終わったが、なんとか逃げ切り、奴らは帰って行った。爆発して、きゅうりが粉々になった後を見て、
「きゅうり…。きゅうり…。きゅうりぃぃー!…きゅうり作るのって、大変なんだぞ!全国のきゅうり作ってる人、好きな人に謝れーー!」
英雄が泣きながら叫ぶ。
「マヨネーズが悪用されたなんて…俺らのマヨネーズを返せ!」
マヨラーも泣きながら叫ぶ。
そして2人は、1日中泣き続けた。