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精霊流し/永遠/潮騒/月日/あさきゆめみし
【精霊流し】
愛しい人の灯が水面に揺れる
精霊流し
ゆらゆらと手を振るように
揺れる炎が
私を残して闇夜へ消えた
【永遠】
幾星霜の時の彼方を
越えて届いた貴方の声は
今の時代の私を見つけた
遥かな時代に交した約束
魂だけに刻まれた
記憶も知らない永遠の誓い
【潮騒】
繰り返す
昔語りの潮騒が
綴じた記憶の糸を紐解く
【月日】
人混みの中 気付いたふたり
懐かしい顔 変わらぬ瞳
振りかけた 右手を止めて
君は微笑み 会釈で過ぎる
すれ違いざま 見た君の手は
幼い子供を連れていた
小さな幸せ連れていた
【あさきゆめみし】
優しい夢を見た気がします
それはとても幸せな
愛に満ちた幻の時