表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この乙女ゲームは死亡フラグが多過ぎます。  作者: 天音 神珀
episode.1    この乙女ゲームは死亡フラグが多過ぎます。
60/167

59.chapter ◆

「先生、コーヒーがお好きなんですか?」


 だんまりも良くないと思って何気なく問うてみると、保健師はふるふると首を振った。


 待ってください。あなたは自分が嫌いなものを人に出すんですか? 自分がされて嫌なことは人にしてはいけません。


「コーヒーは、苦手」


 じゃあ何でコーヒー出すんですか。処分に困ってた貰い物とか?


「でも、情けないって、言われた」

「……誰に?」

「色んな、ひと」


 それではわかりません。


 でもまぁ、なんとなく理由はわかった。


 「男の癖にコーヒーが飲めないだと? 情けない!」とかって誰かから言われたんだろう、恐らく。まったく、傍迷惑な奴だ。コーヒー飲まされた私の身になりなさい!


「……飲める方が、良いって、言われた。だから、飲む練習、してるの」


 しなくていいと思います。


 と、思ってる分には良かったのだけれど。私は愚かにもそれを口に出してしまっていた。


「……え?」


 …………いやこれ、まずいよね。

 バグにバグ重ねてどうするんだ私。っていうか好感度が下がったらどうしよう!?


 もうここは言い訳だ! ヒロインのお約束のアレだよ!


「全然必要ないと思います。先生はそれがお嫌いなんでしょう? 別にコーヒーなんて飲まなくても生きていけますし。それに先生の嗜好(しこう)をとやかく言う権利なんて、誰にもないんですから」


 どうだ! これでうまく誤魔化せたでせう!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ