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58.chapter ◆
あああああバグってるよバグってるバグってる!
ここ紅茶出てくる予定だった! 何でここでコーヒーが出てくるんだ!
どうしよう、ここは突っ込むべき? それとも優しくスルーしておくべき?
……断然後者だ。突っ込んで何になる。
「いいんですか?」
「うん」
あなたが良くても私は全然良くありません。紅茶! 紅茶出して!
「いただき、ますっ」
仕方なく口にしてから、……思いっきりむせた。
よくよく考えたら私コーヒー飲めないし!
こんな苦いもの、飲めるわけないし!
「大丈、夫?」
大丈夫じゃないっ!
「やっぱり……紅茶の方が、いい?」
やっぱりも何もほんとは紅茶なんですよ。何でコーヒーになったのか納得のいく説明お願いしたいです。
「水でもいいので、何か飲むもの頂けないでしょうか……っ」
「じゃあ、紅茶、淹れる」
ティーバッグでお願いします。葉から淹れられたら時間がかかってしまうので!
とか言わなくても普通はティーバッグだよね。保健師も例外でなかったらしくティーバッグで紅茶を淹れ始めた。
「どう、ぞ?」
「有り難うございます……」
恐らくコーヒーを淹れたお湯と同じだろう。少し冷めている。だが今はそれくらいの方が丁度良かった。




