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57.chapter ◆
………ふう。
痛みに私が放心していると、保健師は眠そうな顔で綿をゴミ箱に捨て、道具を片付け始めた。
なんて酷い目に遭ったんだ、私。っていうかいつもより痛みが倍増しているような気がするのだけれども、これは気のせいなのだろうか?
私が悶々としていると、保健師がカップを差し出してきた。
「コーヒー」
………。
皆様、再び質問させてください。
保健室とは、怪我人にコーヒーが出るものなんですか? 乙女ゲームは色々すごいな。
ってこれ、毎回思うんですけ………。
ん?
コーヒー? 紅茶でなく?
……。
………。
……………バグってる!!




